SWIFTとEUの銀行がリップルの事業を狙う

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 米カリフォルニア州に拠点を置き、BC(ブロックチェーン)部門に焦点を当てているスタートアップのリップル社は、決済を扱う既存企業が自分たちの立場を守ろうと今まで以上に頑張る中で、さらに激しい競争を見ることになるだろう。

 「決済:未来を見据える」と名付けられた新たなレポートによれば、SWIFT(国際銀行間通信協会)は間もなくGPI決済(SWIFTのグローバル・ペイメント・イノベーションプラットフォームを利用した決済)をDLT(分散台帳技術)を利用した取引プラットフォーム上で可能にする。

 いつでも証券決済やリアルタイム決済のサポートを受けられるとともに、「仲介料の大幅な減少と担保金のより早い移動をもたらす」とこのレポートは述べている。

 クリプトニュース・ドット・コムが報じているように、SWIFTはBCを恐れていないと述べており、ここ数年段々とネットワークを整備している。しかし、リップル社は同社の「リップルネット(グローバル決済ネットワーク)が最も効率的な国際送金の方法である」と反応している。

 一方で、EU(欧州連合)内の銀行は決済ネットワークの現代化に向けて動いている。ロイター通信の最近のレポートによれば、EUは20年の終わりまでに、全ての銀行に共有されるリアルタイム決済システムを有するようになるかもしれない。

 このリアルタイム決済は既に多くの参加銀行によってサポートされているが、EUに拠点を置く半分以上の銀行はまだこのシステムに参加していない、と上述のレポートは述べている。

 しかし、フェイスブック及び同社のリブラ・プロジェクトなどによってより厳しい競争に直面している銀行は既に縮小している国際送金市場のシェアを守るためにより多くのことをしなければいけないだろう。

 フェイスブックや他のテクノロジー企業などからの競争に言及しながら、EPC(欧州決済協議会)のトップであるEtienne Goosse氏はロイター通信に対して「時計の針は進んでいる。テクノロジー企業は消費者が素晴らしいと思っているように見える多くのものを提供する国際的なブランドの下、グローバルなソリューションを有している」と述べている。

 しかし、多くの潜在的な競争が次々と現れ、既存の企業が自らの事業を改修する中で、リップル社は新規参入企業が自社の立場を弱める可能性を示さないようにしている。

 いずれにせよ、銀行が自らのビジネスを守ろうとする中、リップル社は規制当局を満足させようと取り組んでいる。フォーブスによれば、リップル社は同社のネイティブトークンであるXRP(XRP)がどのようにAMR(対資金洗浄)対策で利用されるかについて学ぶために、規制テクノロジーを扱うスタートアップのコインファームと提携した。

 この記事によれば、コインファームが明らかにしようとしていることの1つは、複数の元からの資金を交換することで仮想通貨を洗浄するよう設計された技術を意味する「ミキサー」にリップルが利用されたかどうかということである。

 この記事公開時にXRPは0.426ドルで取引されており、過去24時間で13パーセント下がっているが過去1週間及び1か月でほとんど変化していない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/swift-s-moves-and-eu-banks-target-ripple-business-4128.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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