フォビがトルコ市場に参入し、同国民に仮想通貨への逃げ道を提供する

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 シンガポールを拠点とする仮想通貨交換所のフォビ・グローバルは、2019年末までにトルコリラの取り扱いなどを視野に、トルコ市場へと参入すると明らかにした。

 同社の発表によると、トルコ国内に支社をオープンし、ローカライズされた商品の販売やカスタマーサポートを行う予定だとしている。

 「我々にとってトルコは、とても重要で将来性のあるマーケットだ。フォビのエコシステムを現地に届けるために積極的なアプローチを取るつもりだ。」と同社CEOのリビオ・ウェン氏は述べた。

 Cryptonews.comが過去に行ったインタビューでは、2019年はフォビにとって世界へ拡大していくための重要な年であり、仮想通貨への需要が大きいが現地の規制が厳しくサービスが制限されている地域へ、より包括的なサービスを提供すると述べていた。

 フォビは、トルコにおいてすでに業務を展開している、BTCTurk、Bitfinex、EXMOなどの企業との厳しい競争にさらされることになるだろう。

 8000万人が住むトルコは、スタティスティカ社が行ったグローバル・コンシューマー調査2019において、国内での仮想通貨保有率が最も高く、一般ユーザーにも仮想通貨が普及しているホットスポットとして知られている。

 トルコでの仮想通貨保有率の高さは自国通貨であるトルコリラのインフレの危険性が高いことと関連していると見られている。2019年6月現在で、リラは年初と比べて対アメリカドル比で8.6%下落している。この流れはここ数年続いているもので、2018年には対ドルでおよそ30%の下落となっていた。

 トルコ政府の努力も虚しく、トルコ国民は仮想通貨など、リラよりも良いと思われている通貨へと資産を移転している。

 2018年、トルコのエルドアン大統領は自国民に対して、自国の通貨を守ろうと呼びかけた。「みなさんが枕の下にしまっているユーロやドルや金を、リラに変え銀行に預けましょう。これは国内の、そして国家全体の危機です」と当時エルドアン大統領は発言した。

 しかし、市場データを提供するCoinlib.io社によると、トルコリラは直近24時間で、アメリカドル、日本円、ユーロ、人民元、韓国ウォン、英ポンドに次いで、最も仮想通貨への流入が多い7番目の通貨だ。その総額はおよそ6300万ドルに上る。

 執筆時(2019年6月27日10時22分UTC)Bitfinex上では、1ビットコイン(BTC)=6万9000トルコリラで取引されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/huobi-expands-to-turkey-as-turks-flock-to-crypto-4125.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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