リブラのパートナーが疑問を抱く中、新規企業が同プロジェクトに「殺到」

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 フェイスブックのリブラ・プロジェクトは、自身に「多くの」関心が寄せられていると主張している。しかし少なくともパートナーの一部はより慎重になっているようだ。

 18日の発表以来大きな注目を集め続けているリブラは、最大のセールスポイントの1つとして、リブラの開発についてフェイスブックと提携した28社の強力な創立メンバーを取り上げている。

 しかし、ニューヨーク・タイムズによると、全てのパートナーが熱心に関与しているわけではないようだ。同紙は、パートナー企業はフェイスブックと法的拘束力のない契約を結んでこの取り組みに参加しており、その多くはリブラの「利用や宣伝」を行う義務がないと理解してそのような契約を結んだと指摘した。

 うち7社の匿名の幹部らは同紙に対し、「方向性が好ましくない」場合はすぐに手を引くだろうと語ったという。クリプトニュースが以前報じた通り、フェイスブックのリブラは規制上の障害に直面しているが、一部のパートナーはこれを何よりも恐れている。フェイスブックとリブラは現在、7月に米国で2つの公聴会を予定している。

 リブラのホワイトペーパーによると、同通貨は20年上半期に予定している立ち上げまでにリブラ・アソシエーションに約100社が加盟することを望んでいる。また、同協会に加盟するために企業は最低1000万ドルを支払う必要があるが、これを支払った企業には同プロジェクトの意思決定における「最高権力を持つ」検証ノードの1つになる権利も与えられる。

 しかし、ニューヨーク・タイムズが指摘した通り、金銭はまだ支払われていない。

 報道によると、一部のパートナーはより多くの規制上の問題が明らかになった後でリブラ・アソシエーションに参加し支払いを行うかどうかを決定するつもりだと語ったという。

 フェイスブックの広報担当者であるダンテ・ディスパーテ氏はこれに対し、18日の発表以来「多数の企業」から関心が寄せられていると述べた。同氏は、20年の立ち上げ時に共にスタートする100社に入ることを望む企業のためにリブラ・アソシエーションは「順番待ちリストを作る可能性が高い」と付け加えた。

 一方、リブラ・アソシエーションに参加している2社の企業はクリプトニュースに対し、リブラは「明日の開拓者にとって」素晴らしい機会だと語った。

●リブラ・アソシエーション:創立メンバー

 リブラ・アソシエーションの設立趣意書の策定に携わり、完成後は「創立メンバー」となる最初の28団体は、業界別に次の通りだ。

 ・決済:マスターカード、ペイパル、ペイU(ナスパーズのフィンテック部門)、ストライプ、ビザ

 ・技術及びマーケットプレイス:ブッキング・ホールディングス、イーベイ、フェイスブック/カリブラ、ファーフェッチ、リフト、メルカドパゴ、スポティファイAB、ウーバー・テクノロジーズ

 ・通信:イリアド、ボーダフォン・グループ

 ・BC(ブロックチェーン):アンカレッジ、バイソン・トライアルズ、コインベース、ザポ・ホールディングス

 ・ベンチャーキャピタル:アンドリーセン・ホロウィッツ、ブレイクスルー・イニシアチブス、リビット・キャピタル、スライブ・キャピタル、ユニオン・スクエア・ベンチャーズ

 ・非営利組織、国際機関、学術機関:クリエイティブ・ディストラクション・ラボ、キヴァ、マーシー・コープス、ウィーメンズ・ワールド・バンキング


(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/while-libra-partners-in-doubt-newcomers-flooding-the-project-4115.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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