カナダ当局、「仮想通貨は税に関する法令順守違反のリスク高い」

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 カナダで税を扱う中心的な当局であるCRA(カナダ歳入庁)は仮想通貨の税に関する取り締まりが進行中であることを示唆した。CRAはカナダ国内の個人、企業は規制の順守に対応しなければ起訴される可能性があるとほのめかした。

 クリプトニュース・ドット・コムの質問に対して、CRAは同組織の捜査によって仮想通貨の利益に課される税の未払いがカナダで良く起こっていると述べた。

 CRAは以下のように述べる。

 「私達はカナダに多くの種類の仮想通貨及び仮想通貨ビジネスが存在すること、そして違反行為のリスクが高いことを知ったが、これはこの市場セグメントにおいてコンプライアンスに関する業務の重要性を高める」

 以前に報じられているように、CRAは17年より仮想通貨専門のユニットを有している。19年にCRAは仮想通貨取引、仮想通貨マイニングに携わっている企業もしくは個人に対して約60の監査を行っていると認めた。

 CRAはこれらの監査は「まだ進行中」であり、その結果は「まだ出ていない」とも認めた。

 しかし、CRAは多くの脱税が仮想通貨に関連している事実に気付いていると述べた。CRAはクリプトニュース・ドット・コムに以下のように述べた。

 「一般的に言えば、仮想通貨関連の犯罪はより洗練されたものとなっており、ますます多くのサイバーもしくは仮想通貨関連の事件が起きている」

 さらに、カナダは米国、英国、オランダ、オーストラリアと共同で税を取り締まるタスクフォース、J5に所属し、国際的捜査の一員となっている。報道されているように、J5は公表されてはいない国際的な金融機関と納税者に所得と資産を隠すよう促したその仲介者を含む国際的な脱税支援者に関する50以上の捜査に関わっている。

 CRAは多くの事件はサイバー、マネーロンダリングの支援などの要素だけでなく複数の側面があるため、事件を異なる要素(例えば仮想通貨関連といった風に)に分割していないと述べた。

 「進行中の捜査の1つ1つは複数のJ5国家に関連している。捜査対象は様々な団体であり、刑事責任の追及が目標である」ともCRAは述べた。

 また、CRAによれば、J5は世界中の成功事例から情報をより効率的に共有する方法を学ぶことを目指している。

 「私達は国際的なサイバー犯罪、仮想通貨の利用、脱税支援に関する知識を大幅に高め、この知識を利用してこれらのグローバル金融システム上の犯罪攻撃を破壊するために効果的な対応を取るつもりだ」

 J5は現在、共有戦略の開発、合同捜査の確立、国際的なヴァーチャルチームの実験、国際的に協力する能力の強化に取り組んでいる。

●IRS(米内国歳入庁)は「レクリエーショナル投資家」を捜査対象に

 他の国では、フォーブスが米国でIRSが「同組織の関心」を「レクリエーショナル投資家」に向けていると報じた。

 IRSはやがて来るだろう仮想通貨に関する税の取り締まりのようにますます見える行動においてコンプライアンス違反に注目する中で、特別捜査官、ゲリー・アルフォード氏をシニア監査役として指名したようだ。アルフォード氏はオンライン上の薬物密売サイト「シルクロード」を閉鎖したことで有名だ。

 フォーブスはアルフォード氏の以下の発言を引用している。

 「私達は先を行っている。世界が私達がすでに知っていたことに追いつくのを待っていた。追求すべき事件があることを既に知っている。ただ、刑事責任を追及できるまでの状況にあるのかが分からなかったのだ。ただ、私達は現在その状況にあると考えている。もし12人の陪審員がいて、誰かが全ての資金をビットコイン(BTC)で稼いだと言っても、彼らはその内容を理解するだろうと考えている」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/tax-agency-risk-of-crypto-tax-non-compliance-is-high-in-cana-4051.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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