イランにおけるビットコイン成長に影響を与える4つの重要なこと

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 仮想通貨の世界では、沢山のことが変わり続けている。この業界が広く受け入れられるために、その過程で改善を受け入れていくエコシステムが存在するのは普通のことだ。しかし、イランでは、ビットコインとアルトコインの輝かしい未来を描けるような開発はほぼない。このこと自体がすべての仮想通貨にとって重要な意味を持つことになるだろう。

●人気上昇

 あまり知られてはいないが、イランではビットコインに対する人気が高い。ローカルの仮想通貨コミュニティはここ数年飛躍的に成長してきた。そのため、顧客の需要に基づき、多くのレストランなどの場所で、ビットコインでの支払いを受け入れ始めた。いくつかの場所では、ビットコインあるは他の仮想通貨での支払いをした際には、最大50%のディスカウントを行なっている。

 今年のビットコイン・ピザデーの間、イランのピザ屋は仮想通貨支払いが伸びた。通常時では、いくつかの場所では毎月仮想通貨支払いを行う人が100-200名いる。このこと自体が注目に値する。この成長を続けるのは難しいが、不可能ではない。

●見通しが不明瞭な規制

 一方、イランではビットコインとその他の仮想通貨を取り巻く環境は不明瞭だ。金融機関がオフィシャルにビットコインやその他の仮想通貨に関連する事業を行なうことを妨げている「全面禁止」がある。世界中の他の国で同じような基準は設けられており、これはおかしなことではない。これがビットコインの成長を妨げてきたわけではないが、このような状況は変わるだろう。

 この記事を書いている時点では、イランの規制が将来潜在的に変わるかどうかははっきりしていない。ドラフト版の規制フレームワークは既に存在しているが、まだ承認されておらず法制化されていない。この点、将来どのようになるか興味を引くだろう。

●仮想通貨マイナーに照準

 規制の見通しは不明瞭だが、何名かの大臣にはきちんとターゲットがある。より具体的には、ホメイヨン・ハエリ大臣はイランにいるビットコインとアルトコインのマイナーに照準を定めたい様子だ。マイナーはエネルギーを使うので、もはや特定のベンチャー企業に対する助成金はやめるべきだ。イランは電気価格を低く抑えるために、電気に関わる助成金を利用している。

 仮想通貨マイナーが増えていく中でこの助成金が有効なのかは検討の余地があり、このままいくと普通は何らかの変更が加えられることが予想される。低い電気価格により、外国投資家にも仮想通貨マイニングのスキームが魅力的に映る。このエコシステムを維持するにはバランスを取る必要がある。まだ一石は投じられていないが、潜在的な変更の余地がある。

●ローカルビットコインにはもはやアクセスできない

 この特定の事象が数週間前に起きたにも関わらず、イランではもはやローカルビットコインは利用することができなくなった。一部でかなり有名なプラットフォームであることを考えると、かなり奇妙な決定だ。今回の変更の明確な理由はオフィシャルになっていない。

 イランと米国、他の国々の地政学的な状況を鑑みると、この地域で一時的にローカルビットコインのサービスが止まることは驚くに値しない。このサービスは再開される可能性あるが、この先どうなるのか誰にもわからない。イランで世界をリードする仮想通貨が現れる可能性もあり、今回の件は大きなインパクトを与えるものではないだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/4-crucial-developments-affecting-bitcoins-growth-in-iran/

This story originally appeared on NULLTX.

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