米2保険会社、BCで支払いを行うと発表

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 USAAとステートファームが二社間の決済にブロックチェーン(BC)を使うことに同意した。

 これにより、2名の間で事故が起きた時、彼らが上記の二社のうちのどちらかの保険にそれぞれ契約していた場合、企業間での支払いはBCを通じて行われる。

●BCが年間数十億ドルを生み出す。

 BCが生み出すことの出来る利益は年間で数十億ドルに上るとの試算がある。ステーブルコインの登場や、規制が進んできたことにより、古くからある業界からもその技術に注目が集まっている。

 ステートファームは18年にBCプロジェクトを発足させたが、USAAは当初プロジェクトに入っていなかった。ただ現在は、協業が正式に発表された。

 新たなBC技術は、数十億ドル分の小切手をお互いに発行し合うのではなく、定期的に支払いを行うことを可能にする。この新たなシステムにより、両社は時間とコストを削減することができる。ステートファーム関係者はコインデスクに対して、他の保険会社も参加することは可能だとした。

 ここ数カ月で、ホールフーズなどの大手企業が仮想通貨を業務に取り込む動きを見せている。

 また、ビットコイン(BTC)価格も1BTC=1万ドルに向かっている。今年度これからも、ステートファームやUSAAのようにBC技術を導入する企業は出てくるだろう。この2社はクオラムというBC技術を使用している。

 率直に、BC技術が従来の巨大企業にもたらす可能性はとても大きく、計り知れないものもある。例えば保険会社は、自動車の全ての要素の記録を保管し、顧客と他の保険会社に対してシームレスな支払いを可能にする。また企業はBC本来の性質により、会計の透明性を保証することができる。

●BCが各産業にもたらす破壊的イノベーションはどれほどあるだろうか?

 パブリックBCの代替として、パーミッションドサイドチェーンも進化している。パーミッションサイドチェーンとはBC技術の良いところを享受しながらも、企業が公開する情報を選択できるものだ。

 BCはお金の動きを示す台帳でしかないと言う人もいるが、企業がBCへの需要を生み出すことができたならば、その可能性は計り知れない。
 どれだけの産業が、来たる数十年の成長の糧になるようなイノベーションをBCによって起こせるかは現段階では定かではない。最低でも、例えば投票などの政治プロセスに透明性をもたらす事はできるだろう。

 BCが成長した世界では、政府がそれぞれの法定通貨にペグされたステーブルコインを発行することもありえない話ではない。ベネズエラやイランのように、反政府の人々が発行するのでなく、中央銀行によって発行されるのであれば、そういったステーブルコインがうまく機能することも十分考えられる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/major-insurance-companies-blockchain-payments

This story originally appeared on CCN.com.

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