マラウイの中央銀行がBTC取引の普及を恐れ、仮想通貨に警告

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 RBM(マラウイ準備銀行)の総裁が、仮想通貨は法定通貨ではなく合法な通貨のマラウイ・クワチャの代わりとして使用すべきではないと警告した。

 現地メディアによると、ダリッツォ・カバンベ総裁は声明の中で、RBMは仮想通貨への大衆の関心の高まりを注視していると発言したという。同氏は、一般人や他の利害関係者からの仮想通貨に関する問い合わせが増加していると述べた。

 同氏はさらに、マラウイでは仮想通貨取引関連の活動が増加しているとも指摘した。

●RBM総裁、仮想通貨は法定通貨ではないと発言

 同総裁は、暗号資産はオンライン投資や金銭の役割を果たすために利用されていると指摘した。同氏は、RBMは仮想通貨を認知していないと明言した。

 RBMは一般大衆に対し、マラウイでは仮想通貨は法定通貨ではないと注意を促したいと考えている。しかしRBMは、仮想通貨が決済手段や交換媒体物、価値の保存手段やオンラインの運用資産として利用されていることを理解している。

 カバンベ氏は、RBMも他の地方公共機関も仮想通貨やそれに関連した活動への規制監督を行っていないと指摘した。

 BC(ブロックチェーン)技術に支えられた仮想通貨は、中央機関無しで機能するよう設計されている。ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は分散化されており、マイニングとして知られるプロセスを通じて、誰もが新たなコインの作成やネットワークの維持に参加できる。

 同氏は、仮想通貨を現在利用している人々や潜在的な利用者に対し、信頼性に疑問の余地があるため、仮想通貨関連の会社、起業家、教育者、アドバイザーには用心するよう警告した。マラウイには法的に登録された仮想通貨交換所は存在しない。

 同総裁は、BCは仮想通貨より遥かに有益な用途がある汎用性の高い技術だと述べた。

 マラウイでは最近、意見が分かれ予測がつかなくなっていた選挙で現職大統領がかろうじて勝利している。RBMはインド準備銀行といった複数の中央銀行や機関と同様に、ビットコインやその類似物よりもBCを支持している。

●仮想通貨に対するアフリカの立ち位置

 キャッシュに大きな課題を抱えている複数のアフリカ諸国は、いくつかの理由から仮想通貨に賛同する立場を採用している。

 ジンバブエの中央銀行は18年5月に仮想通貨禁止令を出したが、同国で新たに任命された財務大臣は18年9月、仮想通貨はジンバブエが抱えるキャッシュの問題を解決できる可能性があると発言した。

 アフリカの経済大国である南アフリカは、仮想通貨に関して独自の道を切り開いている。SARB(南アフリカ準備銀行)は地方銀行と共に、イーサリアム(ETH)BCを用いた決済ソリューションであるプロジェクト・コカの試験を成功裏に終えた。SARBのこの取り組みは評価されている。

 アフリカは仮想通貨分野に対しいくつかの重要なステップを踏み出しているが、マルタ、日本、スイスといった仮想通貨先進国に追いつくまでの道のりはまだ遠い。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/cryptocurrencies-not-legal-tender-says-malawis-central-bank

This story originally appeared on CCN.com.

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