ローカルビットコインズ、イラン人仮想通貨トレーダー締め出し

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 世界で最も人気のあるP2P(ピア・ツー・ピア)ビットコイン(BTC)交換所のローカルビットコインズ・ドットコムが、20日からイランのユーザーへのサービスの制限を開始した。イランのトレーダーは現時点では、売買のための新たな広告の作成と古い広告の更新が制限されている。近日中に同プラットフォームのウォレット内のビットコインやアカウントがロックされる可能性もある。

●ローカルビットコインズは最後の包括的な仮想通貨の取引場所だった

 コインベースやバイナンスといった中央集権型の大手交換所は既に、仮想通貨を差し押さえたり本人確認の段階でアカウント開設を防止することでイランのユーザーへ制限をかけてきた。そのため多くの人々は、ローカライズされた取引のための掲示板であるローカルビットコインズを利用し仮想通貨を売買していた。

 ローカルビットコインズ・ドットコムはクレジットカードやオンライン決済を必要とせず、銀行口座を持たないイランのユーザーにとって便利だった。しかし同プラットフォームのポリシーは20日に更新され、イランのユーザーは完全に排除された。

 これらの制限は、ローカルビットコインズ・ドットコムが所在するフィンランドの金融法に準拠したものである可能性が高い。トランプ大統領が主導する米国の制裁により、交換所、送金プラットフォーム、その他の金融機関はイラン人へのサービスを制限している。

●これらの制限の影響

 主流の小口仮想通貨取引にとって仮想通貨交換所は一般的な頼れるプラットフォームだ。交換所は、売り手の仮想通貨を保管し取引成立後に買い手に渡すという基本的なエスクロー・サービスを提供している。

 これらの制限によって、エスクロー・サービスが不在となり取引が本質的に安全でなくなるというリスクが高まる。

 大手交換所はより大きな市場を求めており、最終的にイラン人ユーザーを遮断するための政府の規制に従っている。こうした禁止措置は、ビットコインが持つ高度に分散化された包括的な理念と根本的に相容れないものだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/localbitcoins-bitcoin-restricts-iranian-users-sanctions

This story originally appeared on CCN.com.

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