米国著作権局、クレイグ・ライト氏のサトシ・ナカモトに関する主張を認めたわけではない

26082278_s.jpg

 21日、オーストラリア人起業家のクレイグ・ライト氏が、ビットコイン(BTC)のホワイトペッパーと初期コードに関して著作権の登録申請を行ったことで、仮想通貨コミュニティを騒がせている。ライト氏は、米国著作権局が真のビットコイン発明者だと公的に「認定した」と主張していた。

 22日、同著作権局はこの主張が偽りであるとの公的声明を発表した。その説明によれば、著作権登録を申請することは「真実を証明すること」ではない。単にフォームに記入することを意味する。著作権局は、登録申請内容の妥当性を調査している。「一般ルールとして、著作権局が登録申請を受ける際、申請者が登録内容が正しいことを証明するものだ。著作権局は登録内容が真実かどうかを調査することはない」と述べた。

 仮想通貨領域における法律家の一人であるジェーク・チェルヴィンスキー氏は、クレイグ・ライト氏の著作権登録は「意味のない劇場」だと述べた。

●誰でもビットコインのホワイトペーパーに関する著作権登録申請が可能

 CCNは以前報じた通り、クレイグ・ライト氏の著作権登録は所有権の証明にはならない。彼がサトシ・ナカモトである証明にはならないどころか、ビットコインのホワイトペーパーを書いたことにもならない。

 著作権局の説明によれば、「登録は著作権法により保護されることにはなるが、その内容が真実であることを決定付けるものではない」。

 まさにクレイグ・ライト氏が行なったように、誰でもビットコインのホワイトペーパーに関して著作権登録申請を行うことができる。こういう場合には、著作権局ではなく連邦裁判所がその主張を調査するだろうとし、「著作権局に登録される沢山の敵意を持つ主張・・、連邦裁判所に行く前に登録に関連する紛争は起こりうる」と述べた。

●クレイグ・ライト氏は虚偽の著作権登録申請によるペナルティーを受ける可能性がある

 著作権局の説明によれば、虚偽の著作権登録申請を行った場合には、ペナルティーを受ける可能性があり、「申請内容に虚偽内容を含めた申請者はペナルティーを受ける可能性がある」と述べた。

 同氏はビットコインを発明したと主張したにも関わらず、その証明を行なっていない。著作権局の声明によれば、同氏がサトシ・ナカモトというペンネームを使っていたことを自分自身で「確認」しただけだ。証拠はない。

 多くのコメンテーターが指摘している通り、真のサトシは単純に最初のビットコインブロックに関連するプライベートキーを示す必要がある。

●冷静に説き伏せる

 クレイグ・ライト氏の著作権登録申請は重要な意味を持ち、パニックになっている。CNBC仮想通貨アナリストのラン・ネウネル氏はライト氏の同意なくこの著作権を利用できないことに対して懸念を示した。

 しかし、ビットコインはMITライセンスに基づきリリースしていることを素早くリマインドした。CCNが報じた通り、これは任意のライセンスの一つだ。コインセンターのエグゼクティブディレクターのジェリー・ブリト氏もまたこの件にセンシティブであり、フォロワーに対して著作権登録は「書類に記入する」こと以上に意味を持たないことをリマインドしている。

(イメージ写真提供:123RF)

※初稿時に見出しを「米国著作権局、クレイグ・ライト氏はサトシ・ナカモトではない」としておりましたが、訳に誤りがありましたため、お詫びして訂正いたします。

https://www.ccn.com/copyright-office-craig-wright-bitcoin-claim-investigation-truth

This story originally appeared on CCN.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて