クリプトピア、ハッキングのあと残っているものは清算人に渡る可能性

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 あなたの鍵でも、コインでもない。

 窮地に立っているニュージーランドの仮想通貨取引所、クリプトピアが壊滅的なハッキングを受けた後、同社の資金を取り戻す希望はほとんど無くなった。

 すでに破産手続きに入っているクリプトピアはこれに関連するFAQの中で1月のハッキングに影響を受けていないものでも、捜査が終了するまではいかなる暗号資産も返却することができないと述べ、顧客が自身の暗号資産全額を取り返すことができるかどうかについても明言を避けた。

 「19年に起きたハッキングは破産手続きに繋がった問題の原因であり、現在取引を中止していることはクリプトピア全体に影響を与えている」とクリプトピアは説明する。2月、クリプトピアは「最悪の場合、保有総額の9.4パーセントが盗まれた」と見積もった。

 FAQによれば、「クリプトピアは顧客に属し、返金可能な金額を確認するための広範囲に及ぶプロセスを経ている最中であり」、「クリプトピアの全暗号資産を確保」することが最優先とされている。しかし、FAQは現在進行中の捜査は何カ月もかかるであろうことを明記している。

 また、FAQには取引が恐らく再開しないこと、クリプトピアはいかなる暗号資産も顧客情報の確認も請求しないこと、捜査が終了するまで顧客の残額を確認できないこと、また、顧客にいつ資産が返金されるのか、それらが暗号資産としてもしくは法定通貨として返却されるのか、もしくは返却がそもそもなされるのかまだ分からない、ということが述べられている。

 コインが間違って預金されたとしてもその引き出しは現在許されていない。この点に関して、FAQは「現時点で、取引が再開される見通しはない。もうクリプトピアにコインを預けないで欲しい」と述べ、クリプトピアは「クリプトピアに預金をしないでください」とツイートし人々に警告した。

 このツイートは、クリプトピアの今回の事件への対応についてや顧客の資産がどうなるのかについて様々な議論を促した。

 恐らくハッキングが発生してから今回の事件は何カ月も長引いていると考えている人もおり、ツイッター上でこの事件で身をもって学ぶべき教訓があると反応している人々もいる。「我々の鍵でもなければ、コインでもない」。

 クリプトピアが顧客の怒りと向き合っていく必要があることは現時点で明らかだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/what-was-left-by-hackers-could-be-taken-by-liquidators-3884.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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