米アマゾン傘下のホールフーズ・マーケット、ビットコイン決済認める

77203730_s.jpg

 ビットコイン(BTC)価格の急上昇を引き起こすと考えられる事柄は多くある。そこに米アマゾンのジェフ・ベゾス氏が加わることになる。アマゾンが保有するホールフーズ・マーケットは決済手段としてビットコインを受け入れるようになる。この驚くべき発展は決済スタートアップのフレクサとタイラー・ウィンクルボス氏、キャメロン・ウィンクルボス氏による仮想通貨取引所、ジェミニとの提携によって可能となった。

 人々はSpednという名のアプリをダウンロードするだけで全ての購入をビットコイン、イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)、ジェミニドル(GUSD)を含む仮想通貨で行うことができる。ジェミニドルがジェミニにおけるステーブルコインであることを考慮すると、ジェミニドルが利用できるのは驚くことではない。ジェミニドルが米ドルに関連付けられていることに加え、ビットコイン価格の変動性を考慮すると、ジェミニドルは仮想通貨決済にいくらかの安定性をもたらすはずだ。仮想通貨投資家の望み通り、手数料はかからず、顧客は進んでこのアプリを利用するよう動機づけられている。

 タイラー・ウィンクルボス氏は以下のようにフォーチュン誌に語った。

 「仮想通貨で生活するという考えが現実となった。それが今可能となったのだ。顧客にとって、これは仮想通貨を気にかけることができることを意味する。環境を気にするようなものだ」。

 ホールフーズ・マーケットの顧客がすでに「環境を気にかけている」ことは、同社がプラスチック袋をもう使用していないことを考えれば、誰もが知っていることだ。仮想通貨コミュニティの外の人間がビットコインについて知るまでもう少しだ。

●アマゾンのマーケットプレイスが次に来るかもしれない

 ウィンクルボス兄弟はこの計画についてずっと口を閉じていたが、今となってはビットコインの大規模な普及を止めるものは何もない。

 フレクサ、ジェミニ、小売店の提携はお互いの最良な点を反映している。今回の技術は、例えばアップルペイなどの、デジタル決済の利用に慣れている既存のインフラの下で使用される。小売店がしなければいけないことはスキャナーがSpednからの支払いを認識するよう調節するだけだ。顧客はすでにモバイル機器での指のタップに慣れ親しんでいるため、彼らにとって真新しいことは何もない。客の流れを遅らせる担当店員が行うべき追加の手順も無い。小売店は仮想通貨で支払いを受け取るか、それを法定通貨に変更するか選ぶことができる。

 仮想通貨業界にとって、今回の発表はずっと待ち望んていたものである。ホールフーズ・マーケットがビットコインとその他の仮想通貨を受け入れることができるのであれば、それは理論的にはアマゾンのマーケットプレイス全体でも、恐らくはフレクサと協力して、同様のシステムを導入することができることを意味する。米国ではアマゾンプライム会員は平均で年間1300ドルをマーケットプレイス上で費やし、それ以外のユーザーは年間700ドルを費やすとされている。

 ホールフーズ・マーケットに加えて、このイニシアチブはクレイト&バレル、高級百貨店のノードストロームを含む他の店舗にも広がりを見せる。フレクサのネットワークは3万店舗以上で構成されており、遂に一杯のコーヒーやピザの購入、または電子機器の購入などのミクロな購入分野においても仮想通貨に注目を浴びさせている。

●ツイッター上で人々は「ライトコイン(LTC)はいつだ?」と尋ねる

 人々は以前まではアマゾン上でビットコインや他の仮想通貨を手にすることにためらいを見せていた。しかし、ジェミニのおかげでそうである必要はなくなった。アマゾンが保有するホールフーズ・マーケットのビットコイン決済への参入は仮想通貨への注目を増やすだけでなく、ジェミニへの注目も集める。そして、仮想通貨の本格的な普及の好循環が正式に始まった。ビットコインの価格は現在約13パーセント上昇し、7799ドル付近である。ツイッター上では、人々が「ライトコインはどこだ?」と知りたがっていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/amazon-whole-foods-accepting-bitcoin

This story originally appeared on CCN.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて