インドで営業停止した取引所のゼブペイが豪州で新たに営業を開始

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 インドで最大級の仮想通貨取引所を運営していた、シンガポールを拠点とするゼブペイがオーストラリアで仮想通貨取引ソリューションの提供を開始した。

 オーストラリアの顧客がオーストラリアドルでビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)、XRP(XRP)、ライトコイン(LTC)を購入出来るサービスを提供する。

(ツイート)
我々の、#クリプトに自由を、というミッションを掲げ、オーストラリアでゼブペイをリリース出来ることにとてもワクワクしています。ウェブから、外出先でも豪ドルで仮想通貨をすぐに売買できます。

・新たな市場のドアを叩く

 同取引所は新たな市場を探している。とりわけインド政府が仮想通貨取引所に対して明確な敵意を見せていることも影響している。2018年、インド準備銀行は銀行が過疎通貨取引所に対してサービスを提供することを禁止し、法定通貨金融界から仮想通貨産業を切り離した。これによりゼブペイやその他の取引所は、地球人口のおよそ18%を占める同国でのサービスを停止せざるを得なかった。

 そうしてたどり着いた最初の市場はオーストラリアだった。オーストラリアは仮想通貨に友好的な国として売り出しており、金融ハブとして拡大している。また、国際決済銀行が16年に発表した報告によると豪ドルは世界で5番目の取引量を持ち、インドのルピーとは比べ物にならない。

 オーストラリアで業務を開始するために、ゼブペイはオーストラリア決済報告分析センター(AUSTRAC)からライセンスを取得した。この組織は金融インテリジェンス組織で資金洗浄やテロリスト支援などを規制している。

 ゼブペイの取引所サービスはメルボルンを拠点とするオーレンカン・イノベーションズ・オーストラリア社の傘下として実施されている。

 5月9日、ゼブペイはシドニーに降り立ち、毎月行われているオーストラリア最大のブロックチェーン(BC)イベントのミートアップに参加した。

 オーストラリアの顧客は、デスクトップ上、iOS、Androidデバイス上で新たに5つの仮想通貨を売買することが出来る。

・インドでの規制がゼブペイにとって大きな転換点となった

 18年10月、インド市場が取引所を排除してから、ヨーロッパ市場を模索し、マルタでのサービスを開始した。現在同取引所は世界132カ国からアクセス可能だ。

 今回のオーストラリアでのローンチは、ゼブペイがインドでの排除を大した問題と考えていないことを示すための1つの試作の1つでもある。しかし実際にはそれはとても大きな影響を及ぼしている。CEO(最高経営責任者)のクラナ氏はインタビューで、インドでの営業停止は彼が今まで下さなければならなかった決断の中で最も苦しかったものだと述べている。

 「僕は言葉を失ったよ。本当に苦しいものだった。とても厳しい決断だった。」とクラナ氏は述べた。

 しかし彼は、インド政府は仮想通貨自体を禁止するようなことはしないはずだと断言している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/shuttered-indian-bitcoin-exchange-zebpay-breathes-new-life-in-australia

This story originally appeared on CCN.com.

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