挑戦的なバイナンスCEO、ハッキング被害後も「資金不足には陥っていない」と主張

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 バイナンスの趙長鵬CEO(最高経営責任者)が、4000万ドルのハッキング被害後もバイナンスは全く打撃を受けていないと語った。このハッキングは7日に発生し、約7000ビットコイン(BTC)が引き出されたと伝えられている。

 同氏はツイッター上のライブ配信で、バイナンス・チャリティの代りに自分達へ寄付をしたいと考えている人々を後押しし、ハッカーによって盗まれた7000BTCとは無関係ないくつかの質問にも回答した。

●趙氏、一般的な質疑応答を行う

 ユーザーは、バイナンスに関する多くの質問を投げかける機会を得た。一例として、バイナンスが「複数の法定通貨の入金経路に取り組んでいる」という事実には、多くの読者が関心を持つかもしれない。

 趙氏はまた、最近発表されたバイナンス・チェーンの最優先事項はスマートコントラクトではないと述べた。同氏は次のように語っている。

 「正直に言うと、我々はバイナンス・チェーンの運営モデルについてあまり深く考えてはいない」。

 同氏はバイナンス・チェーンについて、「既にバイナンス・チェーンに参加している」プロジェクトは、今後バイナンスに上場する可能性が高いと述べた。この発言は、世界全体から大きな関心が寄せられるか否かにかかわらず、バイナンスはそれらのプロジェクトを優先することを示している。バイナンスへの上場が唯一の目的であるトークンプロジェクトは、流動性獲得の近道を得るためにバイナンス・チェーンを利用しさえすればよい。

 趙氏は、現時点ではオムニ<BTC>版のテザー(USDT)のみが出金可能だと述べた。トロン版とERC-20版のテザーはバイナンス上で出金ができない。

●バイナンス・チェーンは適宜オープンソースに移行する

 多くの問題を抱えている趙CEOはさらに、現時点で自社のBC(ブロックチェーン)を公開すれば「他の全ての交換所が類似したチェーンを発表するだろう」と述べた。多くのBCプロジェクトは始めからオープンソースだが、バイナンス・チェーンのコードは現時点では公開されていない。趙氏は、オープンソース化や他の事を心配しすぎる前に、バイナンス・チェーンが本当のけん引力を持てるようにしたいとの考えを述べた。同氏は、主要なERC-20トークンについて、バイナンス・チェーンは「何らかのペッグを行う」、すなわち主要トークンの価値に連動したトークンをバイナンスが提供する可能性があると述べた。

 趙氏はまた、セグウィットは「ロードマップ上に存在するが優先度は低い」と述べ、ビットコインは現在意図した通りに機能しているため、セグウィットやライトニング・ネットワークの導入を急ぐことはないと主張した。現在、バイナンスから送られた取引はうまく機能していると同氏は述べた。

 多くのユーザーはこの機会を活かし、仮想通貨コミュニティへの趙氏の貢献に感謝の意を示した。趙氏は、バイナンスは「現在、できる限り透明性を高めようとしている」と語り、配信の冒頭には、クレイグ・ライト氏に訴えられた人々を援助するという約束を含む、あらゆる誓約をサポートするためにバイナンス・チャリティは活動を続けると語った。

 趙氏は配信の最後に、ハッカーは「我々の既存のセキュリティポリシーを一切侵さない方法で出金リクエストを構成」できていたと述べた。同氏は、バイナンスはこの損失を補填する予定で、「システムが完全にクリーン」であると確認するために1週間を要すると語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/defiant-binance-ceo-insists-we-arent-short-on-funds-after-40-million-hack

This story originally appeared on CCN.com.

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