トランプ米大統領の経済政策はBTC強気筋を「より強気」に

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 左派はそのまま独自の金融政策で行きましょう。仮想通貨に強気な人々が集まります。そして、政策金利の切り下げを求めている右派も仮想通貨にとって金と同じくらい良いものです。

 これは、元ヘッジファンド・マネージャーのマイケル・ノヴォグラッツ氏からのメッセージである。ビットコイン(BTC)に強気なノヴォグラッツ氏は仮想通貨にとって好都合な主張をしているとして有名な金融政策についての議論に参加した。ノヴォグラッツ氏は仮想通貨商業銀行のギャラクシー・デジタルのCEO(最高経営責任者)である。

 ツイートの中でノヴォグラッツ氏はマイク・ペンス米副大統領とFRB(連邦準備制度理事会)理事に指名されていたスティーヴン・ムーア氏、ハーマン・ケイン氏によって主張されている政策金利の切り下げについて指摘した。トランプ米大統領に指名されたものの、ムーア氏とケイン氏は最終的にこの指名を辞退した。

 この他に、グリーン・ニューディール政策を賄う方法として米国のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員によって提唱されている議論を呼ぶMMT(現代貨幣理論)が存在する。同議員はプレゼントを与え続けてくれる。仮想通貨産業にとって、同議員がMMTを推し続けているのはプレゼントだ。

●切り下げるか切り下げないか

 FRBは先日、政策金利を据え置く決定を下した。これはペンス氏と好調な経済を金利切り下げの理由と考えるその他の者達にとって残念なものであった。ペンス氏は最近、CNBCに対して以下のように語っている。

 「政策金利を下げることを検討する時期かもしれないと思います。経済にインフレーションの気配は全く感じられません。国中で雇用が生まれています。これは全ての国民にとって楽観的になれる材料であり、金融政策を運営している人々にとってもそのようなものであるはずです」

 トランプ大統領は18年12月のFRBによる政策金利の引き上げを激しく批判した。トランプ大統領と彼の政権で経済を担当するラリー・クドロー氏、米財務長官のスティーブン・ムニューシン氏は長らく低金利を支持している。

 ずっと心配されていることは、「景気後退の際に何が起きるか」ということである。量的緩和を含むFRBの道具箱では後退する経済を止めることは難しいかもしれない。

●MMTの熱烈な支持者

 MMTの根本的な考えは独自の貨幣を有している政府は単純に貨幣を発行できるために債務不履行に陥ることはないというものである。

 しかし、MMTの批判者はインフレーション・スパイラルへ陥る可能性があると主張する。MMTは商品の量に比べて大量の貨幣がインフレーションを引き起こすという事態を想定していない。政府はインフレーション圧力をかわすために税金の徴収を増やす必要があるだろう。

 MMTはオカシオ=コルテス議員が93兆ドル規模のグリーン・ニューディール政策を賄うために同理論を主張し始めた頃から世間を賑わし始めた。CCNが報じたように、一歩間違えれば狂っていると考えられてきたこの理論は政治、経済に関する会話の中へ本格的に復帰している。

 それでも、世界最大のヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツの創業者、デイ・ダリオ氏はMMTが米国の経済理論の未来であるかもしれないと述べる。

 これはノヴォグラッツ氏のような仮想通貨に強気な者にとっては全く問題がないことだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/trump-economy-michael-novogratz-bullish-bitcoin

This story originally appeared on CCN.com.

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