仮想通貨融資企業、ミレニアル世代によるBTCローンの目的明かす

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 CCNは最近、ある大手仮想通貨融資企業とインタビューを行い、勃興しつつある仮想通貨融資産業についての知見を求めた。

 ネクソのアントニー・トランシェブCEO(最高経営責任者)は自身が関わっている分野のこれからの傾向とローンを受ける際のミレニアル世代の考え方について議論した。

 ネクソやソルトなどの融資企業は顧客がデジタル資産を担保に資金を借りることを可能にする。これによって、キャピタルゲインに関わる税金の支払いが発生し、強気相場を逃すリスクを伴う、仮想通貨の現金化を行わずに資金を利用することができる。

 しかし、このローンには仮想通貨の価格下落を引き起こす相場の不安定さというリスクも伴う。ビットコイン(BTC)のローンは1ドルに対して0.5ドル(つまり2対1の担保)を提供し、顧客は1000ドル分のビットコインに対して500ドルを借りることができる。ビットコイン価格が下落した場合は、この現象はしばしば起きるのだが、顧客はより多くのビットコイン担保を提供する必要があり、さもなければ、ローンを整理し担保に出されたビットコインを失う恐れがある。

●仮想通貨の冬の時代:嵐に耐える

 大量のローンの整理は融資産業全体にダメージを与えるだろう。しかし、トランシェブ氏によれば、仮想通貨の冬の時代の中でもそのような現象はあまり起きなかった。トランシェブ氏は資金調達に関して仮想通貨ユーザーは素晴らしいとさえ述べた。

 「我々はついている。そう言わなければならない。もしビットコイン価格が1万9000ドルであった1月にローンチしていたら、多くのローン整理を経験していただろう。我々はビットコイン価格がずっと低かった5月1日にローンチした。価格が低い時点から私達はスタートした。仮想通貨産業の顧客が資金管理面でしっかりしていると人々は思わないだろうが、実際、彼らはしっかりしている」。

 「彼らは資金を非常に上手に管理する。ローンの目的、いくら借りるべきかもしっかり理解している。私達に関していえば、1ドルに対して50セント与えているのでレバレッジの必要がない。ローン整理はいくつかあったが、劇的で会社全体に影響を与えるようなことはなかった。そして、我々の顧客98パーセントは最近の弱気相場の影響を受けていないと考えている」。

●ミレニアル世代の考え方

 人々は厳密に何のためにローンを受けるのか知りたかったが、トランシェブ氏が詳細に教えてくれた。

 「多くの人がバカンスのためにローンを受けている。そしてこれはミレニアル世代の考え方と関係があると思う。衣服や消費財などの小売市場を観察すれば、下降気味であることが分かる。それとまったく反対のことがウーバーやエアビーアンドビーなどの旅行分野に当てはまり、人々がリアルな経験を求めていることが分かる。多くの人がリアルの人生でモノを買うためにデジタル資産によってローンを受けるのだ。ほとんど矛盾している!」

●ビットコインを利用した住宅ローン:未来のトレンド

 CCNが報じたように、議論を呼ぶビリオネアでありビットコイン・アントレプレナーであるブロック・ピアス氏は最近、世界で最初のビットコインを利用した住宅ローンをネクソを通して受けた。

 「ブロック氏は私達の所に来て130万ドルを借り、それをアムステルダムの中心にある豪邸を購入するために利用した。素晴らしい建物だ。彼はそれをネクソを通して購入したのだ。ビットコインを担保にし、第三者としての資格のある保管者を介して担保を保管。24時間以内に取引は終了し、彼は今その豪邸を保有し、貸し出している」。

 「仮想通貨による住宅ローンに関して、これは大きなトレンドになると思う。仮想通貨のファン、ビットコインの価格が5万ドルもしくは10万ドルになると考えている熱烈な支持者達は多くのビットコインを有しており、それらを売却したくない。そのため、彼らは200兆ドルの不動産市場を利用することができなかった。これからは、彼らはローンを受け、ビットコインを失わずに物件を取得するための、この新たな方法があり、これは資産ポートフォリオの分散でもある。従って、これらの目的に関して、多くのビジネス活動を見ることになると思われる」。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/crypto-lender-reveals-millennial-blow-borrowed-bitcoin

This story originally appeared on CCN.com.

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