富裕層が仮想通貨に投資する5つの理由

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 独立系の大手フィナンシャルアドバイザー機関であるデベラ・グループの創業者でCEO(最高経営責任者)のナイジェル・グリーン氏によると、富裕層による仮想通貨への関心の高まりには5つの明確な理由があるという。

 富裕層とは運用可能資産が100万ポンド(131万ドル)を超える人々を指す。

 グリーン氏は、現在および将来的な事物としての仮想通貨の普及が拡大していることを考慮すると、これは単なる機会損失への恐れではないと説明し、デジタル通貨への関心をけん引する5つの主な要素を挙げた。

 1.国境がない。仮想通貨はボーダレスで、グローバル化が進む世界、特に貿易・通商分野に進出する人々に最適であるという点が、非常に重要な要素だと思われる。

 2.デジタル化。貨幣そのものがデジタルならば、デジタル化が進む世界に最適である。

 3.ソリューションの提供。仮想通貨は現実世界に影響をもたらしており、国際送金をより効率的にしたり、グリーン氏が述べている通り、世界に20億人いるとみられる「銀行口座を持たない」人々を支援するなど、日常的な問題へのソリューションを提供し得る。

 4.人口統計。これまでの調査で示されている通り、若い世代ほど仮想通貨を受け入れ、仮想通貨を扱う仕事に就く傾向が強いため、これも明らかに重要な要素である。

 5.投資。もう1つの側面としては、機関投資家が仮想通貨分野に積極的に参加している点。機関投資家はその資本と専門知識も仮想通貨市場にもたらしている。

 また、デベラの最近の調査によると、調査対象となった富裕層の68%がビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)、XRP(XRP)といった仮想通貨にすでに投資しているか今後3年以内に投資する予定だという。

 この調査には、13カ国に居住する700名超から回答が寄せられた。

 グリーン氏は最近、ビットコインはすぐにも重要な1BTC=6000ドルのサポートを試し、仮想通貨市場全体で信頼を築くとの考えを語っている。「一旦この信頼が確立すると、未来の貨幣として機関投資家にも個人投資家にも普及が進んでいる仮想通貨は青天井になる」と同氏は述べた。

 ビットコインはここ1週間5900ドルを上回っていたが、6日に5700ドル割れへ下落している。

 「仮想通貨は未来の貨幣として世界中で普及が進んでいる。そして未来とは今だ。富裕層はこの機を逃さず、投資ポートフォリオをこれらのデジタル資産に組換えている。仮想通貨と貨幣の関係は、アマゾンと小売業の関係と同じだ。調査対象となった人々は明らかに、ボートに乗る最後の1人にはなりたくないと考えている」とグリーン氏は述べた。

 また同氏は4月、ビットコインの5000ドル越えによって機関投資家の関心が再燃するだけでなく傍観していた多くの投資家が参入する可能性が高いと述べた。しかし同氏は18年4月、イーサリアムは18年内に1ETH=2500ドルに達する可能性があると予想していたが、実際には18年末には135ドルまで下落している。

 一方、フランスに本社を置くビジネスコンサルティング企業のキャップジェミニが18年6月に行った調査では、調査対象となった富裕層の約60%が18年第1四半期に仮想通貨への投資に関心を示していた。さらに、ウェルス・アドバイザーとプライベート・バンカーに関する年次調査書であるナイト・フランクの18年版ウェルス・レポートでは、回答者の21%が、背景にある技術に関する十分な理解が欠如していても、顧客は17年に仮想通貨への投資を増やしていたと述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/five-drives-that-make-the-rich-invest-in-crypto-3805.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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