プレミアリーグのサッカークラブ、BC上でファン・トークン立ち上げ

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 英国のプレミアリーグに所属するサッカーチーム、ウェストハム・ユナイテッドが独自のトークン発行のためBC(ブロックチェーン)を利用する。この「ファン・トークン」はソシオス・ドット・コムを利用し、同チームの4000万人のファンにクラブに関する意思決定への投票権、特典報酬の入手権利を与える。

 このようなファン・トークンに関するイニシアチブはすでにユヴェントス、パリ・サンジェルマンによって採用されており、BCの普及が大きく進む中で起きていることである。今週には、ジャガー・ランドローバーが仮想通貨プラットフォームのアイオータと提携を発表した。

●ウェストハム・ユナイテッドの公式トークン

 19年、20年シーズンに間に合うように立ち上げられたこのトークンによって、ファンはファン・トークンを購入、収集することができる。より多くのトークンを入手すれば、クラブの意思決定に関してより大きな影響力を行使することができる。また、ファンはトークンを「一生に一度の経験」のために現金化することもできる。

 ウェストハム・ユナイテッドのトークンはBCプラットフォームのソシオス・ドット・コムによって発行され、このプラットフォームの仮想通貨であるチリーズ(CHZ)とも交換可能である。

 公式発表でウェストハム・ユナイテッドは今回のBCイニシアチブを以下のように表現する。

 「この種で初のフットボールファンのためのモバイル・アプリであり、ファンはファン・トークンを購入、稼ぐ、探し求めることでクラブに関する意思決定に投票する権利を得ること、特典報酬を入手すること、一生に一度の経験を求めることができる」としている。

●ソシオス・ドット・コムとは

 ソシオス・ドット・コムは自身で同プラットフォームをお気に入りのクラブにおける投票権へ前例のないアクセスを与える「フットボールファンのための新しいアプリ」と表現している。ヨーロッパの有名クラブ、ユヴェントスとパリ・サンジェルマンは既にソシオス・ドット・コムと提携しており、ウェストハム・ユナイテッドは同社とプレミアリーグのクラブとして初めて提携する。

 ソシオス・ドット・コムのプラットフォームのネイティブ・トークンであるチリーズはバイナンスとバンコールから多くの出資を受けている。ソシオス・ドット・コムのアレクサンダー・ドレイファスCEO(最高経営責任者)兼創業者は以下のように説明する。

 「私達は世界中の最も刺激的で素晴らしいリーグに所属する一流クラブのためにエコシステムを形成しており、ウェストハム・ユナイテッドをプレミアリーグ初のクラブとして迎え入れ、フットボールファンの活動の進化を促すことに興奮している」。

●仮想通貨の本格的な普及が始まるのか

 今回の動きはBC産業における主流企業によるさらなるパートナーシップの一例だ。CCNが報じたように、ジャガー・ランドローバーは今週に仮想通貨プラットフォームのアイオータと提携している。この提携により、運転手は交通に関する情報を共有することで仮想通貨による報酬を得ることができる。

 「ジャガー・ランドローバーは運転をしながら仮想通貨を稼ぐ動機を与えるスマート・ウォレットを試している。これは通勤者の夢が叶ったようなものだ。運転手は、渋滞状況などの有益な道路状況に関するデータを共有することで仮想通貨による報酬を得る」という。

 トークンによる報酬はその後、通行料金の支払いや駐車、電気自動車の充電のための支払いに利用することができる。

 これからのBC導入は報酬と顧客ロイヤルティを中心に行われていくように思える。このような商業パートナーシップは黎明(れいめい)期のBC、仮想通貨市場に信頼性を与える。 

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/crypto-english-soccer-club-west-ham-blockchain-token

This story originally appeared on CCN.com.

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