クーコイン利用者、暗号資産の自己管理が可能に

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 仮想通貨交換所のKuCoin(クーコイン)が、取引中に利用者が自身の暗号資産を管理できる機能を立ち上げた。

 クーコインはこの機能に関し、ボストンに本社を置く新興企業アーウェンの新技術を導入した。アーウェンの16日の発表によると、この技術によってトレーダーは自身の秘密鍵を管理したまま中央集権型の交換所で取引を行えるという。

 クーコインのエリック・ドン社長はこのニュースを認め、コインデスクに対し次のように語った。

 「このサービスにより、投資家は自身の資産の安全性を心配することなく、中央集権型のプラットフォームで取引を行えるようになる。」

 この技術では「レイヤー2」のBC(ブロックチェーン)プロトコルを通じて取引が行われ、トレーダーは「中央集権型交換所のオーダーブックが持つスピードと流動性」による恩恵を享受できる、とアーウェンは述べた。

 同社は続けて、取引されている仮想通貨のネイティブBCに頼ることで、信頼を必要とせず当事者間での安全な取引が可能になると説明した。

 例えば、ビットコイン(BTC)取引の安全性はビットコインBCによってもたらされ、ビットコインキャッシュ(BCH)取引の安全性はビットコインキャッシュBCによってもたらされる。「これは、トレーダーが信頼しなくてはならない全く新たなBCを導入する必要がある他のアプローチとは対照的だ」とアーウェンは述べた。

 クーコインによる同技術の導入はベータ版として立ち上げられており、当面の間このサービスは制限を受ける。標準的なセキュリティ対策として取引額は約25ドルに制限され、エスクロー額は約100ドルに制限される、と同社は述べた。

 このサービスを受けるにはKYC(顧客確認)認証済みのクーコインのアカウントが必要で、米国と米国が経済制裁を行っている国々以外に居住している必要がある、とゴールドバーグ氏は付け加えた。

 ドン氏は次のように述べた。

 「アーウェンと(クーコイン)は今回の提携において、KYCとAML(マネーロンダリング対策)に特段の注意を払っており、多くの既存の(分散型交換所)よりも法令順守に注意している。」

 クーコインのマイケル・ガンCEOはコインデスクに対し、クーコインは独自の分散型交換所の開発も計画していると明かし、「アーウェンとの提携は我々にとって最初の一歩であり、分散化された方法での資産管理を実現し、利用者のデジタル資産の安全性を確保するものだ」と述べた。

 アーウェンは自社プロトコルのテストネット版を19年に立ち上げ、クーコインでの導入計画が整っていると発言していた。同社は16日、同様の提携について他の交換所やハードウェアウォレット、カストディアンと協議していると述べた。

 シンガポールに本社を置くクーコインは、IDGキャピタル、マトリックス・パートナーズ、ネオ・グローバル・キャピタルから支援を受けており、18年11月にシリーズAの資金調達で2000万ドルを確保していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/kucoin-exchange-traders-can-now-self-custody-their-crypto-assets

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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