ビットコイン、長期指標で15年以来初めて強気

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 ビットコイン(BTC)は10日、1BTC=5200ドル超えへ若干の回復を見せ、イーサリアム(ETH)やイオス(EOS)といった他の主要仮想通貨も大きく上昇した。これにより、仮想通貨市場は再び活発化の兆候を示し始めている。

 トレーダーのジョニー・モエ氏によると、ビットコインは15年10月以来初めて200日間SMA(単純移動平均)に近づいている。

 SMAは市場や資産の長期トレンドを決める重要なテクニカル指標だと考えられている。

●ビットコインと仮想通貨は上昇局面に入ろうとしているのか?

 15年にビットコインが200日間SMAを上回った後は、続けて長い上昇局面に入った。

 15年10月から17年12月にかけて、ビットコインは約250ドルから2万ドルに79倍上昇している。

 「ビットコインは15年10月以来初めて20日間SMAと200日間SMAのゴールデンクロスを形成しようとしている。以前はこうしたクロスが2度形成されてから上昇トレンドが始まった点に注意したい。私は普段『底打った』などと断定的な物言いはしないが、確かに実際にそうなる可能性がある形だ」とモエ氏は述べた。

 取引高といった他の指標もここ数週間、世界中の投資家からのビットコインへの強い需要を示している。

ブルームバーグは9日、CMEビットコイン先物市場の取引高が4日に過去最大の2万2542枚(約5億4200万ドル相当)を記録したと報じた。

 CCNは、先物はビットコイン取引高の比較的大きな部分を占めているため、仮想通貨市場の全体的なトレンドを評価するにあたり先物取引高を考慮に入れることは重要と報じた。

 仮想通貨取引市場の取引高の大半を除外した実取引高が増加しており、200日間SMAのクロスといった長期テクニカル指標もビットコインのポジティブな中期トレンドを示しているので、多くのトレーダーは仮想通貨の最近の値動きについて楽観的なままだ。

●10日の強い値動き

 ビットコインは1BTC=5200ドルに反騰、イーサリアムは1ETH=180ドル越え、イオスは6%上昇、バイナンスコイン(BNB)は約2.8%上昇と、対米ドルで強い動きを見せている。

 この短期的な仮想通貨の上昇によって仮想通貨ファンドの評価額は回復し、グレースケールの運用資産は12億ドルを超えた。

 ビットコインや他の仮想通貨の短期パフォーマンスは1日のように市場を押し上げる強力な刺激の出現に大きく依存しているが、アナリストらはポジティブなテクニカル指標について楽観的なままだ。

 テクニカルアナリストのジョッシュ・ラガー氏は、ビットコインのEMA(指数平滑移動平均)が過去16カ月間で初めてポジティブに転じたと述べた。

●勢いを維持できるか?

 過去1カ月間、ビットコインは対米ドルで約20%上昇した。そのため、ビットコインは買われ過ぎかもしれないと考える人々もいる。

 今後数カ月間仮想通貨市場が勢いを維持できるか、あるいは長期にわたって安定できるかはまだ分からない。

 しかし、イーサリアムやライトコイン(LTC)といったアルトコインとトークンが対ビットコインと対米ドルの両方で大きく上昇し続ければ、投資家の信頼が高まり続ける可能性がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/bitcoin-blazes-bullish-in-long-term-indicator-for-the-first-time-since-2015

This story originally appeared on CCN.com.

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