ペイパル創業者の支援企業、ニューヨーク州からビットライセンスを取得

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 ペイパルの共同創業者でビットコイン(BTC)支持派の大富豪として知られるピーター・ティール氏が支援している仮想通貨ブローカー企業がビットライセンスを獲得し、ニューヨーク州でビジネスを行うことができるようになった。

 タゴミ・トレーディングはニューヨーク州金融サービス局から多くの人が求めている許可証を受け取ることになる。タゴミ・トレーディングは7カ月にも及ぶ申請を通過した。

●タゴミ・トレーディングが多くの機会を手にする

 タゴミ・トレーディングのCEO(最高経営責任者)であり元ゴールドマンサックの幹部でもあるグレッグ・タサール氏はこのビットライセンス取得についてコメントし、タゴミ・トレーディングはビジネスを開始する意欲に満ちていると述べた。

 タサール氏は以下のように述べる。

 「ニューヨーク州で開拓できるクライエントの数は非常に多くの機会を意味します。ビットライセンス取得まで私達が獲得を待機していた多くのクライエントが確実にいます」

 タゴミ・トレーディングは顧客から注文を受け、複数の取引所の中から最安値を探す。同社はマージン取引、空売り、貸付機能もプラットフォームに追加する。タゴミ・トレーディングではビットコイン、イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)がサポートされているが、他の仮想通貨の許可も得ている。

 タゴミ・トレーディングは合計で2750万ドルの資金を多くの投資家から集めており、パンテラ・キャピタル、ティール氏によるファウンダーズ・ファンド、BitOodaが含まれる。

 CCNに対してBitOodaは以下のように述べた。

 「18年を通してBitOodaはタゴミ・トレーディングと緊密に連携しており、グレッグ、ジェン、マーク、その他の社員全員を非常に尊敬しています。彼らのハードワークが報われたことに、そして規制当局が機関投資家用のソリューションの必要性を理解していることにワクワクしています」

 「ニューヨーク州金融サービス局によるビットライセンス付与は重要です。なぜなら、これによりタゴミ・トレーディングはニューヨーク州に拠点を置く金融機関、ファンドにアクセスすることが可能となるからです」

 また、BitOodaはタゴミ・トレーディングがスプレッドを縮めるために仮想通貨取引所に加え店頭取引での情報も集めると述べる。

 BitOodaはニューヨーク州金融サービス局を「心を開いており、学ぼうとしている」と述べ、規制への支持を示した。透明性と規制の不足が仮想通貨の普及を妨げているとも述べた。

 「仮想通貨の大規模な普及を妨げているのは公正で透明性があり安全な大口投資家のためのマーケットプレイスの不足です。タゴミ・トレーディングやBitOodaは規制下の組織として日々顧客重視の代理業務の提供を行うことで、上述の問題を緩和しています。一方で、ビットゴーやフィデリティなどの企業は資産管理に関する機関投資家への信頼を築いています」

●ビットライセンス

 過去にニューヨーク州のビットライセンスは過度に厳しいと批判されており、仮想通貨取引所のクラーケンとシェイプシフトはどちらも規制を逃れるためにニューヨーク州を離れた。これまで18つのビットライセンスが付与されている。

 シェイプシフトは過去にCCNに対してアメリカの厳しい仮想通貨規制について語っている。クラーケンのジェシー・パウエルCEOはニューヨーク州の規制当局を質の悪い元恋人に例えた痛烈な発言を過去にしている。しかし、制限的であるものの、ビットライセンスはウォールストリートが位置する金融の中心地、ニューヨークで仮想通貨を取引するための必須のアイテムであり、多くの人が求め続けている。

 ロビンフッドとリバティーXは19年前半にビットライセンスを取得した。ロビンフッドは規制当局についてとても有益と表現し、19年にさらなるイニシアチブを立ち上げることを認めている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/this-thiel-backed-crypto-brokerage-just-received-a-new-york-bitlicense

This story originally appeared on CCN.com.

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