LME、BC用いた現物金属追跡計画を支援

48259250_s.jpg

 金属デリバティブの世界最大の市場であるLME(ロンドン金属取引所)が、BC(ブロックチェーン)を用いた現物金属の追跡事業を支援していると報じられた。

 FT(フィナンシャル・タイムズ)は26日、この件に詳しい人物の話として、銅、亜鉛、アルミニウムといった現物金属の取引を追跡するBCベースのシステムを構築するため、商品取引会社メルキュリアが率いるコンソーシアム事業をLMEが支援していると報じた。

 報道によると、マッコーリーやINGといった銀行も「フォースフィールド」というこの事業を支援しているという。

 このBCベースのシステムは、同業界のバイヤーが金属の出所を追跡し、金属トレーダーが保有する金属の所有権を証明する助けとなることを目指している。

 報道によると、LMEのマット・チェンバレンCEO(最高経営責任者)はこの事業への関与について具体的なコメントを避けたが、FTに対し次のように語った。

 「(BCベースのシステムでは)自分の金属がどこにあるかを知り、その金属についての証明を得る一方で、自分がどの金属を持っているか、その金属がどこにあるかを誰かに知られる事はない」

 こうしたシステムの提供について業界が団結できれば、「金属取引コミュニティにとって大きな勝利となる」と同氏は付け加えた。

 LMEのウェブサイトによると、同社は世界34カ所に500棟の「承認された」倉庫を所有しており、そこで保有者の代りに金属を保管しているという。

 しかし、FTの報道によると、同社は世界最大の金属消費国である中国には承認された倉庫を所有しておらず、トレーダーや消費者が需要と供給の全般的な状況や金属の原産地を把握することが難しくなっているという。

 LMEは中国に保管されている資材を追跡するため、16年にLMEシールドという電子システムを立ち上げた。しかし報道によると、このシステムはあまり成果を挙げていないようだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/london-metal-exchange-backs-effort-to-track-physical-metals-using-blockchain

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて