ロシアの富豪、現地の仮想通貨業界にとって予期せぬ希望に

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 ロシアの議員が仮想通貨規制で合意に至らず決断を遅らせ続ける中、MMCノリリスク・ニッケルPJSCと同社のトップを務める富豪のウラジーミル・ポターニン氏が、(少なくとも同氏のプロジェクトに関しては)この規制をより友好的なものにするかもしれないと期待を集めている。

 ブルームバーグの報道によると、ポターニン氏はデジタルプラットフォーム規制のさらなる枠組みを作り上げるために議員やロシアの中央銀行と会談を行っており、デジタルプラットフォームの運営を許可された企業リストの拡大を模索しているという。デジタル金融資産に関する現行の法案には、銀行と交換所のみが含まれている。

 報道によると、この法案に関する次の審議は4月に延期されており、ポターニン氏はこの法律が19年夏に成立することを望んでいるという。

 ポターニン氏は複数の仮想通貨プロジェクトに最大600万ドルを投資していると伝えられており、同氏はこうした変更で自身の利益を追求している。同氏が投資しているプロジェクトは、パラジウムや場合によっては他の金属を取引するためのトークンの発行、社内の部署間取引向けデジタルプラットフォーム、知的財産向けデジタルプラットフォームなどだ。

 パラジウムの生産で世界最大手のMMCノリリスク・ニッケルは既にトークン発行についてスイス当局と交渉を進めており、19年内にデジタルプラットフォームを開始する可能性がある、とポターニン氏はブルームバーグに語った。一方、社内取引向けデジタルプラットフォームでは、ロシアの中央銀行が経済全般に影響を与えることなく1つの企業を使ってBC(ブロックチェーン)型システムの規制を試験できるようになるという。

 以前報じられた通り、西側諸国との関係が良好とは言えないため、ロシアの富裕層は石油や外国の不動産と関係がない資産を守る方法を必死で模索している。08年の世界金融危機では保守派のオリガルヒの多くが損害を被った。ロシアの富豪の多くはすぐにでも行動を起こす必要があると判断している。これにより、ロシアの富豪の多くは仮想通貨とBC技術の新世界に目を向けている。

 一方、1月にはロシアの古参政治家らが仮想通貨への支持を表明し、数年以内に同国の経済で一定の地位を占めるかもしれないと仄めかした。

 しかし、ユーラシア経済連合はBC・仮想通貨産業の連合規模での規制を策定するよう指示されており、ロシアや欧州と中央アジアの加盟国で地域規模での仮想通貨規制は間近に迫っているようだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/russia-s-richest-person-becomes-unexpected-hope-for-local-cr-3591.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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