コインマーケットキャップ、不正確なデータ提供を認める

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 仮想通貨市場データの収集で最大手のコインマーケットキャップが、自社サイトのデータが不正確だと認め、サービス改善を図っている。

 同社はブルームバーグに対し、交換所の取引高が不正確だという懸念は「正しい」と語った。

 ブルームバーグは、同サイトのマーケティング担当グローバル責任者である陳雅意氏の発言として、コインマーケットキャップは現在18年に取られた措置に加え、掲載交換所のトラフィックデータ、ホットウォレットとコールドウォレットの残高、流動性指標を追加する予定だと報じた。陳氏によると、同サイトは「何が『良く』何が『悪い』かに関する恣意的な判断を与える」ことなく利用者が自身の判断を下せるよう、最大限の情報を提供したいと考えているという。

 同サイトは18年に交換所掲載に関する取引高の要件を撤廃し、7日間取引高と30日間取引高を導入。さらに交換所設立日の掲載を始めた。当記事執筆時点でコインマーケットキャップには236社の交換所が掲載されている。

 仮想通貨投資会社のビットワイズ・アセット・マネジメントは20日、コインマーケットキャップのデータには経済性のない偽装取引が大量に含まれており、ビットコイン(BTC)市場の本来の規模と性質について全く誤った印象を与えていると述べた。

 事実上取引高の約95%が偽装や経済性の無いもので、本来のビットコイン市場は遥かに小規模だとビットワイズは主張した。同社によると、上位81社の交換所のうちわずか10社のみが実際の取引高を示していることが明らかになったという。しかし、この分析は韓国の交換所を除外しており、同社は全ての偽装取引が容易に見つけ出せるわけではないと認めている。

 2月に報じられた通り、日本の金融大手SBIホールディングスが支援する投資会社コベンチャーの調査により、暗号資産の同時売買によって取引高の水増しや仮装売買を行っている交換所を暴き出す2つの手法が見出された。

 デジタル市場分析プラットフォームのシミラーウェブによると、コインマーケットキャップの2月の訪問者数は、1月から15%減、18年9月から36%減となる約5600万人だった。

 最も競合しているサイトはコインゲッコー(2月の訪問者数770万人)やクリプトコンペア(訪問者数450万人)などで、コインパプリカ(訪問者数120万人)、メッサーリ(訪問者数35万9000人)、コインコデックス(訪問者数76万900人)といった新規参入サイトも市場シェアを拡大を目指している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/the-biggest-crypto-market-website-admits-it-provides-inaccur-3584.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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