ハッキング受けたクリプトピア、補償制度を計画

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 問題を抱えているニュージーランドの仮想通貨交換所クリプトピアが、推定2300万ドルの被害をもたらした1月のハッキングで損害を受けたユーザーへの補償制度策定に取り組んでいると報じられた。

 同交換所の共同創設者であるロブ・ドーソン氏は最新の声明で、「遺憾にも資産を失った顧客への払い戻し」を予定していると語った。

 ドーソン氏は「今回の出来事が失踪詐欺であるという様々な意見を耳にしているかもしれないが、我々はより大規模でより優れた交換所の再開と取引の継続に全力で取り組んでいるので安心してほしい」と述べた。

 この声明では、その詳細を次のように説明した。

 「今回の件で失われた通貨の保有残高があった場合、それらの通貨についてアカウント上での引出しを確認できるようになる。その引出しのTXIDはネットワーク上には存在しないが、その通貨がこの件でどう影響を受けたかに関する詳細を示すことになる。各引出しに対応する、CLM(クリプトピア損害マーカー)の付与も確認できるようになる」

 同交換所はさらに、「CLMは通貨ではなく」まだ取引もできないと述べた。しかしこれは、ハッキング時点におけるNZドルでのユーザーの損害額を表していると思われる。

 同社は3月末までに払い戻しと取引再開予定日についての情報を更新すると約束した。

 同社は2月、「最悪の場合、全保有資産の9.4%が盗まれたことになる」と述べていた。

 香港の大手仮想通貨交換所ビットフィネックスへの16年のハッキング後にも、ユーザーへの補償を行うために同様の制度が実行されている。ビットフィネックスはハッキングを受けた後、損害1ドルごとに1BFXの額面価値を持つBFXコインという新トークンの作製を開始し、その後このトークンはハッキングで損害を受けたユーザーに配布された。全てのBFXコイン保有者は8カ月以内に、自身のトークンをこのレートで換金することができた。

 報じられている通り、クリプトピアのウェブサイトは現在読み取り専用モードになっており、19年1月14日時点の残高が表示されている。また、継続注文のキャンセル機能も提供されている。同交換所はユーザーに対し、「新ウォレットの影響で、当面の間は以前のクリプトピアのアドレスに資産を送らないで欲しい」とも通知している。BC(ブロックチェーン)分析プロトコル及びプラットフォームのエレメンタスは以前、クリプトピアはもはや自身のイーサリアム(ETH)ウォレットの秘密鍵を所有しておらず、ハッカーがそれを所有していると指摘している。

 クリプトピアへのハッキングに関与したイーサリアムアドレスの残高は、約30790ETH(422万ドル)となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/hacked-cryptopia-plans-compensation-scheme-3540.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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