マウントゴックスの元CEO、投獄されず

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 マウントゴックスの元CEOマルク・カルプレス氏は日本において執行猶予を与えられ、刑務所で服役する可能性は低そうだ。

 カルプレス氏は19年3月15日、交換所の記録の改ざんや個人的な資産と取引所の資産の混同したなどとして東京地方裁判所で有罪判決を出された。しかしカルプレス氏にかけられていた横領の罪については「故意ではない」として却下した。同氏はもともと横領の罪で10年の禁固刑を求刑されていた。

 ブルームバーグの報道によると裁判所は、「電子記録の改ざんは事実であり処罰に値するが、横領に関しては犯罪を証明する事実はない」とした。また33歳の同氏はユーザーに対して重大な背信行為を行ったと述べた。

 「エンジニアであり専門家であった被告が地位を利用し犯罪行為を行った事に弁解の余地はないとして、懲役2年半、執行猶予4年の判決を下した。つまり4年以内に再犯しなければ刑務所で服役する必要はない。無罪を主張してきたカルプレス氏は裁判費用の一部を罰金として支払う事になる。

 カルプレス氏はCNNに対して、「横領の疑いが棄却され嬉しく思っている。まだ残っている訴えについては今後弁護士と相談して方針を定めていく」と述べた。

 マルク・カルプレス氏は11年にもともと絵ハガキの市場を運営していたマウントゴックスを買収し、世界最大の仮想通貨取引所へと転換させた。14年に85万ビットコインを盗まれ取引所は崩壊。ユーザーはおよそ5億ドルの損失を被った。現在においても失われたビットコインの大部分は戻ってきていない。

 この事件から4年以上を経て被害者たちが復旧措置を求めており、払い戻しを待っている。しかしピーター・ヴェッセンス氏がCEOを務める仮想通貨企業のコインラボ、そして元子役で仮想通貨起業家のブロック・ピアース氏などが払い戻し手続きを遅延化させており、被害者はさらに待つ必要があるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/former-mt-gox-ceo-avoids-prison-in-japanese-court-case-3529.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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