アブラの仮想通貨ウォレット、合成ではなく実際のイーサリアムを保有

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 仮想通貨ウォレットプロバイダー・アブラは、アプリから直接イーサリアム(ETH)の入出金を可能にしようとしている。

 これまでは、米国の銀行口座、アメリカンエキスプレスカード、ビットコイン(BTC)ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)を介してのみ、アプリに預金できた。このためユーザーが選択した後に、残高をイーサーネットの"合成"バージョンに変換していた。これは、仮想通貨の価格変動にさらされてはいたが、実際には資産を保有していないことを意味していた。

 今後アブラの非保管ウォレットでは、実際に保管するようになる。

 アブラのCEO兼創設者ビル・バーヒドはプレスリリースで、「ネイティブ・イーサーネット・サポートを追加することで、アブラのユーザーはイーサーネットを簡単に購入でき、他のウォレットからアブラアプリに移行できるようになる」とした上で、「これはまた、アブラでリスト化された他の資産に投資するためのオンランプとして、イーサリアムを利用する可能性が広がる」と述べている。

 さらにイーサリアムブロックチェーン(BC)のネイティブトークンにとどまらない。アブラの製品担当バイスプレジデントのウィリー・ワン氏は「これはほんの始まりにすぎない」とし、次のように付け加えた。

「我々は近い将来、現在リスト化できるであろう他の新しいトークンに加え、アブラで現在リスト化したその他のERC-20トークンに関しても、ネイティブの入出金サポートを提供する予定だ」

 イーサリアムのファンに登録を促すために、同社は、アプリから少なくとも5ドルの仮想通貨を購入する新規ユーザーに、25ドル相当のイーサリアムを提供している。このスペシャルオファーは3月31日までとなっている。

ガスから現金へ

 イーサリアム共同設立者で、イーサリアム開発スタジオ、コンセンシスの創設者であるジョセフ・ルビンは、アブラの動きをネットワークの進化の象徴と捉えている。

 「イーサリアムは、イーサリアムプラットフォームのアプリケーションを動かす原動力となることを目的としていた。我々は、トランザクションの支払い側で膨大な種類のトークンを使い始めることができる世界に移行しようとしている」とルビン氏はアブラのプレスリリースで述べた。

 アブラは2017年11月当初、イーサリアムのサポート(デリバティブとして)を追加した。同社はウォレットアプリのストレージ機能を強化し、ユーザーが一度に複数の仮想通貨を保有できるようにすることも検討していた。

 アブラは2月に、BCベースのアプリを通じて、ユーザーが株式や上場投資信託などの伝統的な投資商品の一部を(合成形式でも)購入できるようにし始めている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/abra-crypto-wallet-now-stores-real-ether-not-just-synthetic-version

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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