スターバックスが秘密のBTC戦略の詳細を明かす

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 ザ・ブロックの4日の記事に「最初は米国においてのみ顧客はビットコイン(BTC)で決済ができるであろう」という言葉があったが、これはスターバックスと初のビットコインETF(上場投資信託)を上場するかもしれない仮想通貨産業の期待の星であるバックトとの間の提携について言及したものである。この提携により、スターバックスはバックトの多くの株式を取得したが、実際にスターバックスがビットコインを決済の際に受け取ることを強制するものではない。そして、スターバックスもビットコインの受け取りを行う意図はないと報道されている。少なくとも従来の方法では認めない、という話ではあるが。

●スターバックス:仮想通貨の現金への変換を手助けしたい

 スターバックスはザ・ネクストウェブに対して、同社は仮想通貨を直接受け取るより、顧客がビットコインや他の資産を店舗で使用できる法定通貨に変換する方法をもっと提供したいと述べた。

 「バックトと提携している主要な小売企業としての私達の役割は、バックトと相談しながら顧客がデジタル資産を店舗で利用できるドルに変えるためのアプリケーションを開発することです。幅広い仮想通貨が顧客に人気となるでしょう。そして、バックトとの協力を通して、スターバックスは継続的に思考しながら、顧客に新しくユニークなスターバックス店舗での決済方法を途切れなく提供できる特別な立ち位置を得ます。このプロジェクトを進めていく中で、今から数か月以内ににより多くのことをお伝えすることができると考えています」

 ギフトカードの利用はスターバックス内で考えられている。バックトによるシームレスな決済プラットフォームも可能に思える。しかし、シアトル発の大手コーヒー企業にとっては、ビットコインを用いた店舗でのQRコード決済という考えは現実離れしているようだ。

●生粋のビットコイン保有者はBC(ブロックチェーン)上でコーヒーをまず購入しない

 最近では、実際にビットコインを受け取ることはいつになく複雑だ。ビットコインコアの主要な支持者はコーヒーなどをビットコインで購入するというような考えを避けている(ライトニングネットワークの場合は除いて)。不運にも、このような状況はスターバックスのような企業に対する技術的要求を高くする。そして、スターバックスはすでに仮想通貨決済を導入しそうにもない。

 一方で、ビットコインキャッシュ(BCH)はまさにスターバックス店舗での仮想通貨決済といった用途に向いている。しかし、どちらも今のところ、ギフトカードの代わりになるようなものでもなければ、スターバックスアプリで利用できるものでもない。

 海外旅行者が今回の提携によって利益を最も得るかもしれない。ステーブルコインを利用した決済の仕組みが用いられるかもしれない。スターバックスから始まり、海外に存在する店舗で一瞬で母国の資金を変換し利用できるようになるかもしれない。

 ザ・ネクストウェブのイェッシ・ベロー・ペレス氏は以下のように述べる。

 「顧客に仮想通貨を法定通貨に変換する方法を与えることは、顧客によるデジタル資産での決済を認めることと別であることは間違いありません」

 デジタル資産決済を可能にする方法は間違いなくある。しかし、顧客からの需要という問題がある。振り返ってみれば、多くの企業が仮想通貨決済を導入したが、需要の少なさから結局、意味のないものとなっている。エクスペディアなどの主要な企業は静かにビットコイン決済を中止した。そして、スターバックスにそのような企業の二の舞になってほしいのか私達も良く考えなくてはならない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/starbucks-unveils-key-detail-about-its-secretive-bitcoin-strategy

This story originally appeared on CCN.com.

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