スマホのSIMカードスロットに入る、新型仮想通貨ハードウェアウォレット

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 米国の新興企業ボルトテルが、携帯電話のSIMトレーに収まる極小の仮想通貨ハードウェアウォレットを発売した。

 同社は5日、このウォレットはアプリとボルトテルのインテリチップ・カードを組み合わせてモバイルデバイス上で仮想通貨の秘密鍵を保管し、資産を安全に保つために生体認証と「軍事用」の暗号を利用していると発表した。

 このカードはデュアルSIM型アンドロイド・スマートフォンのSIMカードスロットに設置するか、アイフォンのドングル型アクセサリーで利用できるとボルトテルは述べた。

 ボルトテルは自社サイト上で、生体認証機能によってスマートフォンの所有者のみがウォレットから資産を移動できると説明し、「それ以上に、この製品はノートパソコンやシステムリソースを利用していないため、画面を録画するスパイウェアやトロイの木馬はハードウェアウォレット上で起こっていることを記録できない」と付け加えた。

 同サイトによると、このウォレットは75ポンド(98ドル)のアンドロイド用パッケージと100ポンド(131ドル)のiOS用パッケージという2種類が予約注文できる。

 インテリチップはAES(アドバンスド・エンクリプション・スタンダード)512を用いてデータを安全に保管し、アクセスを特定の地域に限定する「ジオロック」や、ウォレットのアクセスを特定のデバイスに制限するといったオプション機能も付属している。

 ボルトテルはさらに、この製品はニーモニック・シードのためのBIP(ビットコイン改善提案)39や、HD(階層的決定性)ウォレットを可能にするBIP44を含む、同製品向けのビットコイン(BTC)の最新規格を実装していると述べた。ユーザーはボルトテルの他のカードにウォレットをバックアップできる。

 この製品は現在米国市場向けに発売されており、ボルトテルの英国子会社を通じ「即座に」欧州諸国でも入手可能になる見込みだ。

 携帯電話に仮想通貨を安全に保管するという利用事例は急速に広まっており、ここ数カ月発売が相次いでいる。

 サムスンの次の主力デバイスであるギャラクシーS10は、デバイス上のウォレットをハッキングから保護する内部のハードウェアエンクレーブ(隔離)を特徴とする。シリン・ラボのBC(ブロックチェーン)スマートフォンも内蔵のハードウェアウォレットを特徴としている。

 しかしこれまでのところ、SIMスロットに収まる形状を採用したものはない。さらに小型化を求めるならば、皮膚の下に埋め込める仮想通貨秘密鍵の保管用チップを入手することもできる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/new-crypto-hardware-wallet-fits-your-phones-sim-card-slot

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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