エンジンコイン、ユニティSDKを立ち上げ - BCゲームを通じ一般へ普及?

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 BC(ブロックチェーン)ゲームの時代がついに訪れるのか?多数の既存のゲーム開発者をBC開発に取り入れるため、エンジンコインがユニティとの提携を発表した。

 ユニティは史上最も人気のあるゲーム開発プラットフォームの1つだ。世界中の人々は事実上、ユニティのゲームを1人あたり3つ以上インストールしている。モバイルゲーム全体の半数以上がユニティ上で動作している。このユニティが今、エンジンコインと共に完全なBCに取り組もうとしている。

●エンジンコイン(ENJ)の需要が再び増加?

 ENJは最近、サムスンのS10に対応するというニュースで200%急騰した。ユニティ開発者向けのSDK(ソフトウェア開発キット)を盛り込んだユニティとの提携も発表された。このSDKのテストネット版は間もなくユニティのアセットストアを通じユニティ開発者に提供される。

 なぜBC開発の次の大きなフロンティアがゲームなのか、と言う話を誰もがしている。それがどういうものか確信を持っている人はいない。見た通りなのかもしれない。モバイル機器やパソコンからエックスボックス・ワンやプレイステーションのようなものにまで、ユニティはあらゆる主要なゲームプラットフォームで表示されている。スチームのような独立したゲーム市場の出現により、近い将来に本格的なゲームが何らかの形でBC化を利用する可能性がさらに高まっている。ゲームにおけるBCの最も明確な用途の1つは、資産の取得と所有だ。

 エンジンコインはBCゲームの先駆者で、同社のウィテク・ラドムスキーCTO(最高技術責任者)はERC-1155規格を考案した。1155はERC-20とERC-721の全ての機能を取り入れ、それらをまとめ上げたものだ。

 代替不可能な(唯一性のある)トークンの発行と移動の費用が抑えられるというのが、この規格の最大の利点だ。この規格では代替不可能な資産と代替可能な資産の両方を作製できるので、既存のどちらの規格よりも優れていると考える人々もいる。

 「マルチトークン規格」として知られるERC-1155によって、開発者は1つのスマートコントラクトで無制限に代替可能な(同一性のある)資産と代替不可能な(唯一性のある)資産を作製できる。これにより取引の迅速化とガス手数料の大幅削減が実現し、最小限の労力でトークンの大量生産が可能となる。

●BCゲームの時代:資産を持ち、経験を収益化する

 BC時代では、ゲームに際限なく時間とお金を費やしているゲーマーが、他に移ると決めた際に手ぶらではなくなる。エンジンコイン上で発行された資産はENJでの確定的な価値を持ち、その資産の市場を見つけることができなくても売却が可能だ。

 開発者にSDKを提供するだけでは、BC導入の大手ゲームを約束するには十分ではない。しかしエンジンのシモン・ケルトネゴロ氏は次のように記している。

 「ユニティとエンジンは今後、多数の先進的な開発者からなるユニティのコミュニティで最大限のけん引力を獲得するために、積極的な共同販売キャンペーンを展開していく」

 次世代のゲーマーは自身のキャラクターとゲーム内アイテムの所有を期待しているのだろうか? 過去20年間、ゲームはすでに大きな進歩を遂げてきた。重要なのは、公式ソースからゲームをダウンロードできるのが珍しかったり、オンライン多人数対戦機能の欠如が許されていたのは遠い昔の話ではないということだ。

 最近では、ゲーマーはこの両方を求めている。もしゲーマーがデジタル資産の所有を体験すれば、我々は(ディストピア的な背景を除いた)レディ・プレイヤー1の世界に一歩近づくことになる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/enjin-coin-launches-unity-sdk-mass-adoption-through-blockchain-gaming

This story originally appeared on CCN.com.

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