ポリマス、セキュリティトークンがDEX上で準拠

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 セキュリティトークン・プラットフォームのポリマスが、DEX(分散型交換所)におけるセキュリティトークンのP2P(ピア・ツー・ピア)取引を試験するため、ループリングと提携した。

 ポリマスは27日にこの情報をコインデスクに独占公開し、ループリングのDEXプロトコル上でスマートコントラクトを用いた試験に成功し、ST-20セキュリティトークンの未承認の取引は実行せず、承認された取引のみを実行できることが実証されたと述べた。

 ポリマスが策定したセキュリティトークンの規格であるST-20は、より一般的なERC-1400規格の拡張で、BC(ブロックチェーン)トークンの移動を制限する機能を導入するものだ。ポリマスは「これは特定の基準が満たされた場合にのみ保有・取引できる」と述べた。

 今回の試験の詳細についてポリマスは、「ラップドETH」と呼ばれる仮想通貨とキャマゾルというST-20トークンの取引を行い、承認されたトークンの移動は成功し、未承認の移動は実行されなかったと述べた。

 ポリマスのマーケティング部長であるグレアム・ムーア氏はコインデスクに対し、DEXにおいてもセキュリティトークンをコンプライアンスに従った形で取引できることを実証するため、この試験を行ったと語った。

 ムーア氏は次のように述べた。

 「我々はここで、DEXとセキュリティトークンの発行会社は、ポリマスなどが開発した標準化プロトコルを通じてコンプライアンスを維持できることを示した。実際に、セキュリティトークンを用いると紙の株券を使う従来の資本市場システムと比べ、発行会社はより容易に規制に従えるようになる」

 ポリマスはその詳しい仕組みについて、取引が試行されるたびに、トークンは移動管理モジュールを呼び出し事実上「この取引を実行できるか?」と問い合わせると語った。このモジュールはその後(トークンの発行会社が管理する)ホワイトリストをチェックし、買い手と売り手にそのトークンの取引が許可されているかを確認し、許可されていた場合にのみ取引が実行されるという。

 「このようにして、トークンはそのライフサイクル全体を通じ流通市場でコンプライアンスを維持できる」とムーア氏は述べた。

 ポリマスの技術責任者であるアダム・ドッサ氏はコインデスクに対し「ループリングのプロトコルはユーザー体験を重視しており、ERC20上の拡張機能セットに対応し実行前に取引を完全に検証できるポリマスのST20トークンに適している」と語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/polymath-tests-show-security-tokens-can-be-compliant-on-a-dex

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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