ソニーと富士通、BCで教育データ改ざん不可能に

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 日本の2大大手テクノロジー企業が、改ざん不可能な教育記録を提供するため、ブロックチェーン(BC)を使った取組みを、共同で行うことになった。

 27日、ソニーグローバルエデュケーション、富士通、富士通総研は、BC技術の有用性を評価し、講座受講履歴や成績データの管理を行う実証実験を開始した。この実証実験は、留学生支援を行う教育機関であるヒューマンアカデミーの協力により行われる。

 同実証実験は、日本語検定対策講座を日本で勉強することを目指している留学生を対象としている。

 学生は、講座の一部として富士通のデジタルラーニングプラットフォーム「Fisdom(フィズダム)」を利用することで、学習ログや成績情報を含むデータをBC上に不変に蓄積し、管理できる。このデータは、「改ざん不可能な」デジタル証明書として学生に提供されるとソニーは述べている。

 外国人就労者や留学生の数が増えており、その多くは、雇用や教育を受ける国に到着する前に、日本語授業や試験の結果を提出しなくてはならない。

 しかし、留学生の受講結果の真偽を確認するのは必ずしも容易ではないと同社は述べた。

 「来日後に、本人の能力に見合った適切な教育が提供できず、語学力の面で課題を抱えてしまい、その後の就労支援が実施できなくなるケースが発生していることが課題だった」と同社は説明した。

 BC上に格納された学習データにより、学生の日本語の語学力に関して、より信頼性の高いデータを教育機関に提供できると想定され、実際に学生が受講したことを確認したとのことだ。

 このニュースは、BCを教育に活用したソニーの最新の取組みとなる。17年に同社はIBMと提携し、BCを利用して、学生の記録を保護し共有する新教育プラットフォームを開発した。

 同年の関連特許では、教育BCネットワーク上の記録にアクセスする可能性のある教師、学生、第三者が、どのようなノードに対して実行できるかについて手掛けている。「教育経験」は、関連するユーザーがサインすることで、BC経由で交換、取引、移行される「スマートプロパティ」として、チェーン上で結び付けられる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/sony-fujitsu-aim-to-make-educational-data-unfalsifiable-with-blockchain

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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