ハッキングを受けた交換所のクリプトピア、盗まれた仮想通貨の見積を公開

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 ニュージーランドの仮想通貨交換所クリプトピアが、同プラットフォームへの1月のハッキング被害で生じた損失に関する情報を公表した。

 ハッキングを受けた後ほぼ沈黙を保っていた同社は、27日にツイッターで一連の情報を公開した。特に注目すべきなのは、クリプトピアが保有する総資産のうち今回のサイバー攻撃で失われた割合に関する情報を同社が提供したことだ。

 「われわれは1月のハッキング被害による影響の調査に引き続き取り組んでいる。現在、最悪のケースでは全保有資産の9.4%が盗まれたと算定している」

 金額でいうとどれだけになるかは公表されていない。

 クリプトピアは1月15日にオフラインになり、「セキュリティ侵害を受け多額の損失が生じた」と発表した。同交換所は当時具体的な情報は何も提供せず、その後ニュージーランド警察の捜査が進められている間はコメントできないと語っていた。

 あるBC(ブロックチェーン)データ分析会社はこの攻撃後、イーサリアム(ETH)とERC-20トークンで1600万ドル相当が失われた可能性があると推定した。警察の到着後もハッカーはクリプトピアの支配権を奪ったままで、17000個のウォレットからさらに1675イーサリアムが盗まれたという。これは当時の価格で約181000ドルに相当する。

 同交換所は27日のツイートで、取引再開時には「完全な安全性」を確保するため「各ウォレットを個別に保護する」と述べた。

 クリプトピアはさらに次のように注意を促した。

 「この新ウォレットの影響で、当面の間は以前のクリプトピアのアドレスに資産を送らないで欲しい。28日にさらに更新を行うので、当社のページを確認して欲しい」

 ニュージーランド警察は7日、クリプトピア施設の捜査は2月中旬までに終える見込みだと述べていた。クリプトピアは14日のツイートで、捜査は継続しているが建物への立ち入りは警察から許可されたと発表していた。

 ニュージーランド警察のグレッグ・マートン警部は当時、この事件の「進展状況は良好でいくつかの面で前進している」と述べ、次のように付け加えた。

 「この問題の背後にいる人物の特定と盗まれた仮想通貨の回収に注力している。サイバー環境の複雑さにより、この捜査にはかなりの時間がかかると見込まれる」

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/hacked-exchange-cryptopia-discloses-estimate-of-stolen-crypto

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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