バーレーン、アラブ諸国で初めてBTCを包括的に規制

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 CCNは18年12月、バーレーンが仮想通貨規制案を完成させたと報じた。

 アラブ諸国に属する同国は最近この規制案の最終版を完成させたが、その積極的な姿勢に大きな変化は見られない。CBB(バーレーン中央銀行)のウェブサイトによると、同国は現在、暗号資産ビジネスを安全に行える場所になっているという。

 銀行監督部門の責任者を務めるカリド・ハミド氏は次のように述べた。

 「CBBによる暗号資産関連規則の導入は、MENA(中東・北アフリカ)地域における主要な金融拠点としてのバーレーンの地位を支えるフィンテック業界向けの包括的な規則を策定するという、CBBの目標に沿ったものだ」

 現在の所、同国の規則の全文はオンラインでは入手できない。しかし同行のウェブサイトには、この規制ではデューデリジェンスの「強化」が求められると記されている。同国内では、保管用ウォレットは保管された資産を保証し、そのウォレットが回復不可能な状態にならないようにする必要がある。興味深いことにこの規制では、顧客の啓発に努めるよう仮想通貨事業者に要請している。これは、仮想通貨分野の独特な性質と独特な運営環境に向けられたものだ。

●この新規制への疑問点

 顧客が金銭を失い、そうなることをよく理解していなかったと主張した場合、交換所はこの規制に違反したとみなされるのだろうか?まず考えられない事だが、我々が入手した文言からするとその可能性はある。

 バーレーンの政府関係者は過去にBC(ブロックチェーン)技術を称賛している。電力・水担当大臣のアブドルフセイン・ミルザ氏は次のように述べている。

 「BCといった技術は、取引を円滑化する安全な方法を見つけ出すための大きな一歩となる。BCはサイバーセキュリティ業界を含む様々な業界の様々な会社で活用できるため、ユーザーデータを保護するBCの機能は真の進歩の証だ」

 バーレーンは将来の経済展望に注目している同地域の他の国々の仲間入りをしたことになる。「ポスト石油」時代はまだ数十年先だ。しかし採油に大きく依存している国々には技術産業を築く固有の動機がある。BCは、しばしば中東企業の運営を困難にしている国際金融システムから独立した金融システム構築の可能性と、経済成長の新たな機会を提供する。

 UAE(アラブ首長国連邦)とサウジアラビアは国際決済ソリューションに取り組んでいる。ドバイが属するUAEは、他のいくつかのBC事業のホスト役も務めている。ドバイはアラブ金融の中心地で、リップルを含むいくつかの仮想通貨系企業と交換所が同地で開業している。

 一方、常に経済制裁の問題に直面しているイランは国際決済のための独自仮想通貨を立ち上げている。イランと取引を行う国々は、同国内への送金に苦労している。これは、SWIFTのような従来の支払い手段の仕組みによるものだ。CCNの記者は以前、このデジタル版リヤルが実際にはどれくらい成功するか(あるいはしないか)について推測する記事を書いている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.ccn.com/bahrain-becomes-first-arab-nation-to-comprehensively-regulate-bitcoin

This story originally appeared on CCN.com.

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