イーサリアム開発者、調査のためProgPow延期

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 イーサリアム(ETH)プロトコルの開発者たちは高性能のASICを使用するマイナー達への対策をするコードをネットワークに組み込むことを先送りにするかどうかの投票を行った。

 ハドソン・ジェイムソン氏、レイン・レッティグ氏、アフリ・シュデドン氏、マーチン・ホルスト・スウェンデ氏、ダノ・フェリン氏、そしてグレッグ・コルビン氏などの著名な開発者が参加した金曜日の公開会議で、ProgPowと呼ばれるアップグレードを、現在も続いている調査の影響で延期すると決定した。

 第三者によって行われている調査は、ProgPowを行う事によってASICの効率性を下げ、安価で手に入れやすいマイニング技術であるGPUに対して現在の優位性を保てなくなることを証明しようとしている。

 多くの参加者はProgPowを実際に施行するか否かについてはっきりとした態度を示さず、結果として延期となった。

 この結果はETHのマイニングをしている参加者が、より大きなマイニングプールが出来る事を避けたいという思惑に依っている。もしProgPowが実施されれば、理論上、より多くのマイナーがネットワークに参加することとなる。

 イーサリアム財団の広報担当であるジェイムソン氏は、第三者の調査によりイーサリアムコミュニティが持っている多くの疑問に答えが出るだろうと予想する。

 同氏は「もし我々が自信をもって、これはうまくいく、その証拠はこれだ、と言えるようになことを願う」と調査に関して述べ、さらに「もし問題が見つからなければ、我々は自信をもって決断をすべきだ」と述べた。

 ソフトウェア開発を担当するフェリン氏も同調し、アップデートがどのようにETHにインパクトを与えるのか、今まで判明している事以上のデータを調査によって得ることが出来る、と発言。しかし調査がいつ終わるのかについて明言はせず、19年3月から4月の前半までが現実的な期日だろうとジェイムソン氏は述べた。

 コルビン氏はいつ決定が下されるべきかについてさらなる説明を求めた。 

 同氏は「我々はもううんざりだ」と述べ、「私は喜んで今日にでも決断をしたい、しかし私はこの分野の専門家ではない。調査結果を待つことには賛成だが、5月などというのは遅すぎる。莫大な数の人々が時期を知りたがっているし、知ることが出来れば各々の仕事に取り掛かれる」と述べた。

 開発者たちはイーサリアムコミュニティからのより多くの情報発信を集める事で大筋合意した。「我々はまだコミュニティのフィードバックの持つ可能性について十分な議論をしていない。」とジェイムソン氏は発言。

 同コミュニティはまた、マイナー達の意思を見ることも考慮に入れているが、レッティグ氏は、「投票を行っても非対称になる可能性がある」と述べた。つまりProgPowを実施することを熱心に支持する投票は明確なサポ―トの意思とみなせるが、実施に反対する投票が少ない事は必ずしもそれ自体に意味があるわけではない、と同氏は述べる。


(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/ethereum-developers-delay-mining-algorithm-change-for-code-audit

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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