BTC、6週間ぶり安値への下落後さらに下向く

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 2週間続いたビットコイン(BTC)の値固めは、28日の6週間ぶりの安値への下落で終わりを迎えた。

 市場価値でみて最大の仮想通貨であるビットコインは、UTC(協定世界時)の4時45分に1BTC=3470ドル割れまで下落し三角持ち合いを下抜けた。コインマーケットキャップによると、このレンジ下抜け後ビットコインは18年12月17日以来の安値水準である3357ドルまで急落した。

 通常、長期間の値固め後は抜けた方向に大きく動く。例えばビットコインは18年11月14日に6000ドルを下回り、数週間続いたレンジが終了したが、その後4000ドル割れまで急落している。

 今回の値固め期間の長さは18年11月14日の大幅下落時と比べ短い。従って下抜け後の動きは、18年12月15日までの4週間で見られた動きよりも小さくなるかもしれない。

 しかし、右肩下がりの10週間MA(移動平均)が示す大きなトレンドはネガティブなので、今回のレンジ下抜けにより少なくとも18年12月の安値である3100ドル付近を試す可能性はある。

 1月第4週の週末にかけて見られた上昇の失敗を考慮に入れると、弱気の地合いは一段と強まっているようだ。ビットコインは26日に3658ドルへ上昇し、買い方有利の形勢となっていた。しかし27日には3500ドルに再度下落し、この三角持ち合いの上抜けは立ち消えとなった。上抜けの失敗は、一般に強い弱気のシグナルだとみなされている。

 さらに、金は1300ドル越えで落ちついたようだ。18年11月以来、安全資産である金とまだリスク資産であるビットコインとの間には負の相関がある。

 当記事執筆時点でビットコインは3430ドルで取引されており、直近24時間で3%下落している。

●日足チャート

 ビットコインは日足チャート上で26日にトウバを形成している。トウバは良い地合いで1日が始まった後、売り方が始値まで価格を押し戻した際に生じる。従ってこれは弱気のサインだとみなされている。

 28日の6週間ぶりの安値への下落に代表されるネガティブな動きが、この主張を裏付けている。14日間RSI(相対力指数)も40.00割れでレンジ下抜けを示している。

 従ってビットコインは下落しやすい状態になっており、買い方が勢いを取り戻すのは恐らく3658ドル(トウバの高値)を超えた場合のみだと言える。

●4時間足チャート

 ビットコインは26日に三角持ち合いを上抜けたが長続きしなかった。さらに、三角持ち合いの下端より下で価格が落ちついたようだ。

 ボリンジャーバンドも下抜けており、下側の線を明確に割り込んでいる。

 しかしRSIは売られ過ぎの状態を示している。そのため、18年12月の安値への下落が再開する前に、3500ドルに戻るかもしれない。

●週足チャート

 10週間MAはまだ下向いており、弱気の地合いを示している。しかし1月第4週の典型的な十字線など、市場の迷いを示す兆候もある。

 さらに、取引高の継続的な減少は売りの枯渇を示している可能性がある。

 従って、1月第5週の終値が3658ドル(十字線の高値)を超えれば、見通しは強気に転じる。

●見解

 28日の6週間ぶりの安値への下落とレンジ下抜けで確かめられたように、ビットコインは今後数日中に18年12月の安値である3122ドルへ下落する恐れがある。

 4時間足チャートと時間足チャートのRSIは売られ過ぎの状態を示しているので、18年12月の安値へ下落する前に、3500ドルまで戻る可能性がある。

 4時間足RSIの売られ過ぎの状態によって3658ドル(トウバと十字線の高値)を明確に超える動きが生じれば、見通しは強気に転じる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitcoin-price-looks-south-after-drop-to-six-week-lows

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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