金価格は、ビットコインの次の大きな動きへの手がかりか

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 ビットコイン(BTC)のトレーダーは、金とビットコインの間に見られる負の相関から知見を得られるかもしれない。

 金は18年11月13日の1196ドルで強い買いが入り、1月4日には1300ドルに達した。恐らくはドル安の進行がその要因だ。FRB(米連邦準備制度理事会)が19年に利上げを中断あるいは緩和するという見通しが高まる中、米ドルは18年11月と12月にほとんどの通貨に対し下落した。

 しかしビットコインはこの広範なドル安の恩恵を受けられなかった。代わりに18年11月14日には1BTC=6000ドルを明確に下回り、売り相場が再開した。この前日の11月13日には、金は1オンス当たり約1200ドルで取引されていた。

 こうした値動きはこの2つの資産の逆相関を示唆している。90日間の相関係数が‐0.593であることもこの主張を裏付けている。この統計量は‐1から1の範囲で変化し、負の数値は2つの変数の逆相関を、正の数値は正相関を意味する。

 従って、市場価値で見て最大の仮想通貨であるビットコインは、金の今後の値動きによる影響を受ける可能性がある。安全資産である金は現在1285ドルで取引されており、1月第4週には3週間ぶりの安値となる1276ドルを付けた。

 一方ビットコインは13日間連続で3500ドル越えの狭いレンジ内で取引されている。金の反落が進行すれば、この長引く値固めは、ビットコインの上昇により終わりを迎えるかもしれない。

 相関関係は因果関係ではなく、一方の変数が変化した際のもう一方の変数の相対的な変化を示しているだけであるという点には注意する必要がある。

●ビットコインと金のチャート

 ビットコインと金は18年11月下旬から逆方向に動いている。

 金は1月4日までの7週間で8.33%上昇した。同じ期間内にビットコインは50%下落している。

 また、金は1300ドル付近で繰り返し下落しており、この心理的水準が目下強固なレジスタンスになっている。一方でビットコインは1月11日以来3500ドルを維持している。

 金の反落が勢いを増せば、ビットコインは大きく上昇するかもしれない。

●ビットコイン日足チャート

 ビットコインは日足チャート上、重要な3500ドルのサポートで「下ヒゲ」を形成した。これは売り方の消耗を示唆している。続けて3615ドル(22日の安値)を明確に上回るポジティブな動きが生じれば、強気の地合いが確認される。

●見解

 ビットコインと金は逆相関の関係にあるようだ。長引く金の低迷はビットコインの今後に良い影響を与える可能性がある。

 テクニカルに関しては、右肩下がりの10週間MA(移動平均)が示す通り直近の地合いはまだ弱気だ。UTC(協定世界時)での23日の終値が3615ドルを超えれば、4000ドルへ向かう可能性が高まる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/gold-price-may-offer-clues-about-next-big-bitcoin-move

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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