BTC、以前のサポートが上昇にフタ

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 ビットコイン(BTC)は19-20日にかけ、以前はサポートだった重要なMA(移動平均)付近で1週間の上昇が帳消しとなった。

 時価総額で見て最大の仮想通貨であるビットコインは19日、1BTC=3750ドル越えの高値まで上昇した。1月第3週には3500ドルの心理的サポートを繰り返し守り抜き、当面の弱気な地合いが減退していた。

 しかしビットコインは21日間MAより上でUTC(協定世界時)での終値をつけることができなかった。このMAの壁を越えられなかった代償は大きく、20日には3.8%安の3470ドルに下落した。

 従って、1月10日までの2週間強力なサポートとして機能していたこのMAは、現在強固なレジスタンスになっているといえる。

 当記事執筆時点でビットコインはビットスタンプ上で3527ドルで取引されており、直近24時間で4.30%下落している。一方21日間MAは3732ドルに位置している。

 21日間MAからの大きな後退は、「上がれば売り」という心理がまだ非常に強いことを示している。結局のところ、右肩下がりの10週間MAが示しているように、大きなトレンドはまだ弱気だ。

 ビットコインが21日間MAのレジスタンスを下回っている間は、3500ドル割れが続く可能性は高い。

●日足チャート

 ビットコインは19日に21日間MAで反落し、3500ドルに戻った。これにより、右肩下がりの5日間EMA(指数平滑移動平均)と10日間EMA、さらに42.00の14日間RSI(相対力指数)が示唆していた弱気な見方が強まった。

 結果として、3500ドル割れへ下落する可能性が高まっている。この場合、弱気のテクニカルは強まり、18年12月の安値である3100ドル付近へ下落する可能性が出てくる。

 しかし3732ドルの21日間MAより上でUTCでの終値をつければ、この弱気の地合いは減退する。

●週足チャート

 1月第3週の週足に付いた長い上ヒゲ(高値と終値の開き)は、急騰後売りが上昇を打ち消す「上がれば売り」の心理を表している。

 右肩下がりの10週間MAより下での取引が続く限り、大きなトレンドは弱気のままだ。

●見解

 21日間MAからの反落によって、売り方が勢いづき3500ドルを割るかもしれない。この水準を下回れば18年12月の安値である3122ドルへの下落が見えてくる。

 3732ドルの21日間MAを明確に超えれば弱気の地合いが弱まり、4000ドルへの上昇が見えてくる。しかし大きなトレンドは弱気なので21日間MAを超えるのは難しいかも知れない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/this-former-bitcoin-price-support-is-now-capping-gains

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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