マウントゴックス元CEO、裁判終盤でも無罪を主張

88331541_s.jpg  経営破綻したビットコイン(BTC)交換所マウントゴックスの元CEO(最高経営責任者)、マルク・カルプレス被告が、東京地裁で最終弁論を行い、数百万ドルの顧客資産損失と経営破綻に繋がった出来事について改めて無罪を主張した。

 カルプレス被告は、マウントゴックスのデータを不正に改ざんした罪と、同交換所から約3億4000万円(300万ドル超)を横領した罪に問われている。

 NHKの報道によると、カルプレス被告は27日、顧客の仮想通貨をハッキングから守れなかったことについて謝罪した一方で、法廷で問われている全ての罪について無罪を主張した。

 一時は取引高で見て世界最大のビットコイン交換所だったマウントゴックスは14年初頭、当時の価格で4億8000万ドルに相当する80万ビットコイン以上を失った(但しその一部は後にハードウェアウォレットから発見された)ことが明らかになった後、経営破綻した。カルプレス被告は17年に日本国外に出ないという条件で保釈され、裁判は18年6月に始まった。同被告は当時も横領の罪を否定していた。

 カルプレス被告はハッキングによる損害については罪を問われていないが、起訴状によると、13年9-12月にかけてマウントゴックスの口座から同被告の個人口座に顧客資産3億4000万円が送金されていたという。検察は、カルプレス被告がこの資金を持ち出し、ソフトウェア開発事業への投資などに使ったと主張している。

 カルプレス被告は、マウントゴックスの取引システムのデータを改ざんし、同交換所の残高を水増しした罪にも問われている。

 NHKによると、弁護側は、被告の口座への送金は同交換所の事業の一環として行われたものだったと主張したという。

 カルプレス被告は当初、最高で懲役5年の罪に問われていたが、12月の報道によると検察は現在懲役10年を求刑している。判決は19年3月15日に言い渡される見込みだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/former-mt-gox-ceo-mark-karpeles-claims-innocence-as-trial-nears-end

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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