18年はマイニングマルウェアが40倍に増加―マカフィー調べ

19196909_l.jpg  マカフィーの調査によれば、18年で仮想通貨マイニングマルウェアは40倍に増加した。

 12月、米国に拠点を置くサイバーセキュリティ企業であるマカフィーが発表した報告書によれば、18年第3四半期には400万件近くのマイニングマルウェアの脅威に晒されている。16年と17年には50万件を下回るほどだった。

 また、別の発表によれば、悪意のある仮想通貨マイナーの数は18年第3四半期で55%近く増加しており、前期比では44.67倍の増加だ。

 同報告書には、「多くのランサムウェアはより利益がある手法(仮想通貨マイニング)に変容している」と記載されている。

 マカフィーによれば、この増加傾向は、サイバー犯罪者が仮想通貨マイニングのためにインターネット・オブ・シングス(IoT)デバイスを利用することに軸足を移し始めた結果だ。これらのデバイスを狙った新しいマルウェアの数は72%増加し、IoTを狙ったマルウェアの発生件数は昨年に比べ203%まで増加している。

 マカフィーのセキュリティー研究員のレムコ・ヴァーホエフ氏は「ルーターやIPカメラやビデオレコーダーのようなIoTデバイスはPCに比べてCPUが貧弱なので、仮想通貨マイナーだとは通常考えない。しかし、各機器のセキュリティー統制が欠如していることにより、サーバー犯罪者は各機器のCPUスピードが貧弱なことよりも、機器数の多さを利用する価値を感じるかもしれない。数千の機器を長時間マイニングに充てることができれば、儲けることができる」と述べた。

 また、同氏はマカフィーはマックOSに対するOSX.Dummyと呼ばれる仮想通貨マイニングのチャットグループで広まっているマルウェアを検知した。このマルウェアは感染後に「仮想通貨の問題」を修正するソフトウェアをダウンロードすることを勧める。

 7月、2年以上に渡り200万ドル以上の仮想通貨をマイニングするために中国にある100万台を超えるコンピュータがハッキングされていたことが判明した。ソフトウェア会社のシトリックスによる別の調査によれば、8月、60%程度の英企業が仮想通貨マイニングマルウェアに攻撃を受けた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/mcafee-crypto-mining-malware-grew-by-over-4000-percent-in-2018

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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