米証券取引委員会、仮想通貨ファンドに5万ドルの罰金と業務停止命令

sec.jpg  米国証券取引員会(SEC)はコインアルファアドバイザーLLCに対して、未登録証券の売却をしたとして5万ドルの罰金を払うよう求めた。

 12月7日に発表された同命令によると、コインアルファは仮想通貨資産に投資する目的で17年10月にあるファンドを設立した。同ファンドは投資家たちに働きかけ、60万ドル超の資金を集めた。

 コインアルファは有価証券の例外的なオファーに対する許可を求める書類を提出していたが免除に至らず、SECにも登録していなかった。そのため、同社の行為は違法に当たる、とSECは説明。

 さらに、SECは、コインアルファ社は顧客の信頼性チェックを行うために社外の第三者を雇っていたが、顧客確認が不十分だった、と述べた。

 コインアルファ社はSECの勧告を受け、すべての投資家に対して払い戻しを行った。

 「22人の投資家により608491ドルがファンドに支払われていた。18年10月、SECスタッフとの接触の後、ファンドの有限責任組合契約に基づき、コインアルファはファンドを解体した」とSECは述べた。

 注目すべきは、今回の命令がコインアルファがSECに協力的だった事を強調し、SECが同社との交渉の末に決定した制裁を加えるにとどまったことだろう。

 これらの制裁はコインアルファが将来的に有価証券法を犯すことを抑制し、払い戻しに加え5万ドルの罰金を払う、といったものだ。今回の件に関して、コインアルファはSECにより指摘された疑惑について肯定も否定もしなかった。

 SECによる同様の対応が、エアフォックスやパラゴンなどのスタートアップ会社、、またイーサデルタの創業者であるザッカリー・コバーン氏などに対しても取られることになる。

 これらの会社や個人は有価証券法を犯していることが発覚したが、SECはどちらのケースにおいても、彼らが調査に協力的だったと述べ、比較的軽いペナルティーが科せられるだけだった。

 執筆時点でコインアルファからのコメントは届いていない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/sec-fines-crypto-fund-50k-and-issues-cease-and-desist

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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