仮想通貨交換所ビットスタンプ、市場操作検出を開始

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 最も歴史が長い仮想通貨交換所の1つであるビットスタンプが、機関投資家を呼び込むために技術的な備えを拡充しようとしている。

 ビットスタンプは27日、不審な活動や市場操作を監視するため、イリシウムの監査プラットフォームを導入すると発表した。同交換所は最近、イリシウムの共同所有者で主流の金融市場に技術を提供するシノーバーと提携している。今回は、APEX(亜太交易所)といった法人が不正行為の検出に利用しているツールを導入する。

 ビットスタンプの創設者でCEO(最高経営責任者)のネイツ・コドリック氏はこの発表の中で「私達は長期的に仮想通貨に取り組んでいる」「本当の需要と供給を反映する公正で秩序だった市場を確保することが私達の望みだ。この業界の成熟には、市場操作の防止に関する新たなフロンティアの開拓が必要不可欠だ」と語った。

 イリシウムのウェブサイトによると、同社はMAR(市場阻害行為指令)、REMIT(エネルギー市場の統合性及び透明性確保に関する規則)、MiFID(金融商品市場指令)といった欧州における規制要件の順守と市場操作行為を監視するためのツールを提供している。

 同サイトには「当システムは、規制当局があらゆる取引活動を特定、追跡、調査できるようにする分析データとツールを提供する」「すでに欧州の規制当局で採用されている」と記されている。

 イリシウムのアラステア・グッドウィンCEOは今回の導入について次のように述べた。

 「ビットスタンプによるイリシウムの積極的な導入や当社との密接な提携は、彼らが仮想通貨市場の透明性、整合性、信頼性の向上を求めていることを示している。顧客保護と市場の整合性の向上は、市場の流動性と採用の促進に役立つだろう」

 ビットスタンプは11月、自社の取引システムをシノーバーが開発したトラッドエクスプレスに入れ替えると発表した。シノーバーはロンドン金属取引所といった法人にソリューションを提供する技術系企業だ。

 シノーバーで仮想通貨・BC部門の責任者を務めるエリック・ウォール氏は当時コインデスクに対し、これは自社プラットフォームを刷新し、より機関投資家に適したものにするというビットスタンプによる取り組みの第一歩に過ぎない、と語っていた。

 ビットスタンプの次のステップは、シノーバーとの提携の下で、自社取引の事実上の清算機関になることだ、とウォール氏は付け加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/crypto-exchange-bitstamp-rolls-out-tech-to-spot-market-manipulation

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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