銀行に成りすましたロシアのICO、停止命令受ける

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 米ノースダコタ州の証券監視当局が、「未登録で詐欺の可能性がある証券」を宣伝するためリヒテンシュタインに本社を置くユニオン・バンクAGに成りすました疑いがあるロシアのICO(イニシャル・コイン・オファリング)に停止命令を出した。

 ノースダコタ州証券局のカレン・タイラー局長は19日、UBPC(ユニオン・バンク・ペイメント・コイン)という名称のICOと思われるプロジェクトのウェブサイトで、スタイル、文言、経営陣情報、画像などがユニオン・バンクのウェブサイトから「そのままコピー」されていたと語った。

 UBPCは「完全に認可を受けた銀行が支援する世界初のセキュリティ・トークン」であり「法定通貨であるスイス・フランに完全に裏付けられたステーブルコイン」を提供するとうたっており、認可と規制を受けた銀行であるユニオン・バンクが8月に行った合法的なBC(ブロックチェーン)に関する発表に基づいた主張をすることで、投資家を騙そうとしていたようだ、とテイラー氏は語った。

 ユニオン・バンクのウェブサイトのIPアドレスはリヒテンシュタインのものだが、UBPCのIPアドレスはロシアのもので、個人が登録していたという。

 テイラー氏は「ICOはインターネット上で販売され、主にソーシャルメディアを通じて宣伝されるため、主催者が街角にいても地球の裏側にいても、ノースダコタ州民がこのICOに触れる可能性がある」と述べ、次のように続けた。

 「金融犯罪を行う人々は、BC、暗号資産、ICO周りの熱狂を利用し続けている。これに関連する投資を検討する際は極めて慎重になるべきだ」

 ノースダコタ州証券局が不審なICOを宣伝する企業に対して措置を講じたのはこれが初めてではない。10月にはクリスタル・トークン、ライフ・クロス・コイン、アドバタイザ・ホールディングスに対しても同様の命令を出している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/russian-ico-that-impersonated-bank-issued-with-cease-and-desist

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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