ビットフューリー、諮問委員会に前SEC委員が参加

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 仮想通貨マイニング事業を行うソフトウェア会社であるビットフューリー・グループは、従来の金融業界で戦略と成長を指導する2人のベテランを採用した。

 テクノロジー投資ファンド「コレリア・キャピタル(ビットフューリーの8000万ドルの投資ラウンドを調達)」の創設者で、複数の主要投資銀行の元役員であるアントワーヌ・ドレスチェが、ビットフューリーの諮問委員会に参加したことを、コインデスクに独占的に明らかにされた。

 さらに、米SEC(米国証券取引委員会)の元メンバーであるアネット・ナザレスも、ビットフューリーの諮問委員会に参加した。

 ビットフューリーのヴァレリー・ヴァヴィロフCEOは、「アントワーヌ・ドレスチェ氏の投資銀行やM&A(企業の合併・買収)での経験は、ビットフューリーが成長を続ける中で貴重な資産となるだろう。アネット・ナザレス氏は、信頼できるアドバイザーとして別の能力も発揮されるだろう。彼女は金融市場や規制に関する総合的な知識を提供し、ビットフューリーに指導と支援をしてくれるだろう。」とプレスリリースで述べた。

 ドレスチェ氏は投資銀行での長いキャリアがある。1997年からヴァイス・プレジデントとして、ゴールドマンサックスの通信事業、メディア・インターネットグループを指揮した。のちに、UBSロンドンやモルガン・スタンレーで、メディアや技術部門向けの取締役をしており、主要なM&Aや、ヨーロッパでの新規株式公開を行っていた。

 2012年にドレスチェ氏は、コンサルティングファームDDMAを立ち上げ、ヨーロッパのテクノロジー投資家にアドバイスをしていた。同氏は16年に、フルール・ペルラン氏と共同で2億円のユーロファンド、コレリアを設立した。コレリアは、ヨーロッパ・テクノロジー・スタートアップに焦点をあて、仮想通貨ハードウェアウォレットLedgerへの投資も行っている。

 ビットフューリーの諮問委員会でドレスチェ氏は、ヴァレリー・ヴァヴィロフ氏、George Kikvadze氏、 ボブ・ダイクス氏、ビル・タイ氏も招いている。

●規制の専門知識

 05年から08年にかけてSECコミッショナーであったアネット・ナザレス氏は、デービス・ポーク&ウォードウェル法律事務所で10年間パートナーを務めている。彼女はワシントンDC事務所長で、同事務所の金融機関グループの取引及び市場慣行を指揮しており、規制の問題について顧客にアドバイスしている。

 ビットフューリーの諮問委員会でナザレス氏は、企業の成長を監督し、金融市場や規制の進歩に関する専門知識を提供している。

 「彼女は経験豊かな金融市場の規制者であり、規制の問題に関して権力を認めていた。SECコミッショナーとして、実行品質開示ルール、株式小数点価格設定、短期売却改革、企業債務の透明性ルール、国家市場システムの近代化など、数々の革新的なイニシアチブに取り組んでいた。」とビットフューリーは述べている。

 ヴァヴィロフ氏は、同社が別の諮問委員会メンバーであるトミカ・ティルマンを通じてナザレスに会ったと、コインデスクに語った。

 「アネット氏が昨年の夏、モロッコでの年次ブロックチェーンサミットに参加し、講演してくれたのはラッキーだ。彼女は、他の規制当局や立法専門家に加わり、新技術を活用するためには施設をどのように再考できるかについて議論した。」とヴァヴィロフ氏は述べた。

 この秋、ビットフューリーは多忙だった。8000万ドルの資金調達とは別に、新マイニングチップ、ビットフューリー・クラークを9月にリリースした。さらに、ビットコイン(BTC)の第2層プロトコルであるライトニングネットワークに接続する機能をもつ、コーヒーマシンを発表した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitfury-adds-former-sec-commissioner-to-advisory-board

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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