<今日の仮想通貨市況>BCHハードフォーク完了、売りの連鎖に歯止め

96401330_s.jpg
 16日午前1時40分、予定されていたビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク(分裂)が開始され、数時間後2つのブロックに分裂したことが確認された。同日午前10時10分時点の主要仮想通貨はBCHハードフォークというイベントを通過し、高安まちまちの展開で、ビットコイン(BTC)が1BTC=63万8705円(過去24時間比1.95%安)、リップル(XRP)が1XRP=54.6円(同3.25%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=2万446円(同1.12%安)、BCHが1BCH=4万8000円(同3.34%安)となっている。

 仮想通貨取引所の多くがハードフォークに備えてBCH取引の一時停止措置などを取っていたことから、相場全体に大幅な売りが広がる事態には至らなかったとみられるが、送金通貨としての評価が高まっているXRPやステラ(XLM)などには買いが集まっており、乗り換え需要を取り込んでいる可能性がある。

 なお、BCHは「ビットコインABC」と「ビットコインSV」と2つのコインに分裂した。前者はビットコイン普及に尽力したとされる著名投資家ロジャー・バー氏やマイニング大手・ビットメインの創業者であるジハン・ウー氏が支持し、技術的なアップグレードを志向する。後者はビットコイン開発者とされるサトシ・ナカモトを自称するクレイグ・ライト氏がブロックサイズを拡張しビットコインプロトコルを復活させる志向だとされ、両者の対立が今回の分裂に至った。

 両者の動向はBCHの今後の価値を左右していくとみられるが、市場ではビットコインABCが過半数のマイナーの支持を押さえ、BCHのブランドを継承するとの見方が根強い。

(イメージ写真提供:123RF)

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
リップル詳細ページ
ICOレーティングについて