ビットコインキャッシュ、2つのBCに分裂

88432581_s.jpg  ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが実行された。

 ハードフォークに先立つ議論では両陣営とも妥協に至らず、2種類の競合するプロトコルが実装された。しかし、ビットコインキャッシュ・ネットワークでどちらが支配的なソフトウェアになるのか、あるいは2つのチェーンが長期間共存し続けるのかは現時点では定かではない。

 ビットコインキャッシュ・マイナー間で最後の「共通ブロック」となったのは556766番で、SVプールがマイニングした。コイン・ダンスのデータによると、当記事公開時点では、ビットコインABCを支持するビットコイン・ドットコムが新ブロックをマイニング済みだ。これはチェーンが2つに分かれたことを示している。

 概要をまとめると、ビットコインキャッシュの主要開発者グループであるビットコインABCによる実装では、仮想通貨間の相互運用性向上を支援する追加コードやブロック容量を増やすためのトランザクション再構成といった、一連の技術アップデートが導入される。

 ビットコイン「サトシ・バージョン」あるいはビットコインSVと呼ばれるもう1つの実装では、こうした変更を拒否し、代わりに元々のビットコイン・プロトコルから廃止されたコードを復活させ、ブロックサイズを32MBから128MBに増やす。

 今回のハードフォークに先立ち、ビットコインSVの熱心な支持者であるクレイグ・ライト氏が、ビットコインSVチェーンのマイニングや対立するビットコインABCチェーンでの空ブロック生成にハッシュパワーを使う可能性を示唆し、チェーン妨害活動が行われる恐れが出ていた。これはビットコインABCチェーンの運用に致命的な損害を与えるかもしれない。

 ハードフォーク実行3日前には、ビットコインSVを支持するビットコインキャッシュのマイニングプールが同ネットワークにおける総ハッシュパワーの過半数を占めたというデータが公開され、上述の脅威を遂行するだけの高い能力があると示された。しかしこのデータはビットコインABCの支持者によってあり得ないと反論されている。

 ハッシュパワーと関連付けられるこれらの数字はまだ変わる可能性が高い。実際、チェーンを強化するため追加のリソースが投入される可能性や、マイニングの支持者が相手の陣営に乗り換える可能性もある。

 複数のプラットフォームがこの出来事による今後の影響を追跡しており、ビットコインキャッシュ・コミュニティの未来はまだ不透明だ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitcoin-cashs-blockchain-hard-fork-just-went-live

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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