豪連邦機関とコモンウェルス銀行、「スマート・マネー」のBC試験を完了

30494220_s_豪ドル紙幣.jpg  オーストラリアの連邦科学機関と同国有数の商業銀行が、金銭を「スマート」なものにするための試作BC(ブロックチェーン)アプリに関する試験を成功裏に終えたと発表した。

 CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)のデータ61部門とオーストラリア・コモンウェルス銀行は13日にこの試験の完了を発表し、BCを用いた「プログラム可能なマネー」アプリは保険金や生活費の管理を改善し得ると述べた。

 この試験はメイキング・マネー・スマートというBCプロジェクトの一環として行われ、同国のNDIS(国民障害者保険制度)加入者10名が参加。書類仕事を無くし事務費を削減することを可能にした。

 このアプリはスマートコントラクトでコード化されたBCトークンを基盤としており、参加者とサービス提供者が事前に定められた条件(誰がどのお金を何時までに使えるかなど)に基づいて支払いを行えるようにするものだ。

 コモンウェルス銀行で行政・ADI部門の責任者を務めるジュリー・ハンター氏は「NDISの加入者が自身の障害福祉サービスについて管理・選択を行うと共に、生活費の管理を合理化し書類仕事を不要にできるという可能性に期待が膨らんでいる」と述べた。

 CSIROとコモンウェルス銀行は、この試作アプリが改良され本格的にオーストラリア全体で導入されれば「年間数億ドル」を節約できると考えており、アプリ利用者は週当たり1-15時間、年収の0.3-0.8%を節約できると見積もっている。

 データ61でソフトウェア及び計算システムプログラムの上級主席研究員を務めるマーク・ステープルズ氏は、ブロックチェーンの利用は「多くの支払分野に革新をもたらし、ネットワーク効果の利点を開放する」役に立つと語った。

 同氏は続けて次のように述べた。

 「これには、自己課税取引への可能性などを通じ、事業のコストを減らす、スマートな貯蓄計画や食生活などを通じた支出の最適化を可能にする、公共政策事業と国民をより直接的に結び付ける、といったことが含まれる」

 CSIROとコモンウェルス銀行はこのアプリの試験計画を10月上旬に発表していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/australias-csiro-commbank-complete-smart-money-blockchain-trial

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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