日本企業、海上保険でのBC試験に成功と発表

82384969_s.jpg  日本有数の保険会社である東京海上日動火災保険とIT企業のNTTデータが、貨物海上保険の保険金請求に関する事務処理をBC(ブロックチェーン)上で行う試験を成功させた。

 東京海上日動は7日のプレスリリースで、欧州、米国、アジアの8カ所の保険金精算代理店と検査員がこのBC実証実験に参加したと述べた。

 世界中の関係者間で必要な情報を「素早く正確に」収集・共有するシステムを提供し、保険金支払いを迅速化することがこのプロジェクトの主な目的だった。

 現在、貨物海上保険の保険金請求に関する書類処理は手作業で行われており、関係代理店は損害報告書、インボイス、保険証券といった必要書類を紙かPDFファイルでまとめている。これらの書類はその後メールで検査員に共有される。

 こうした時間がかかり非効率的な処理の刷新を目指す今回の試験では、請求に必要なすべての情報(損傷した貨物の写真といった大きなファイルなど)が代理店と検査員へ即座に共有された、と両社は述べた。

 プレスリリースには、このBCシステムは保険金支払いにかかる時間を最終的には1カ月超から「最大で1週間」に短縮し、同時にパフォーマンスと業務効率を改善する、と記されており、次のように付け加えられている。

 「この実証実験によって、貨物海上保険の保険金請求手続きにおけるBC技術の有効性が確認された」

 このプロジェクトは17年10月に発表され、17年11月から18年8月にかけて試験が実施された。

 両社は今後もこのプラットフォームへの取り組みを継続し、19年度内には技術の「実用化」を目指すとしている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/japanese-firms-claim-success-in-marine-insurance-blockchain-trial/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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