イーサリアム財団、イーサリアム2.0に向けハードウェアを発表

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 イーサリアム財団は、分散型ストレージネットワークのファイルコイン(Filecoin)と協力して、マイニング専用のハードウェアを作成するために資金を提供する。

 1日、プラハで開催されたイーサリアム開発者による年次会議であるデブコン(Devcon)で、イーサリアム財団のジャスティン・ドレイク氏は、「beacon chain」と呼ばれる今後イーサリアム技術をサポートするASIC(特定用途向け集積回路)を発表した。

 本質的には、「beacon chain」は乱数ジェネレータであり、イーサリアムの次世代バージョン(イーサリアム2.0)におけるプルーフオブステーク(PoS)コンセンサス・プロトコルの一部を形成することとなる。

 仮想通貨におけるASICとはマイニングに関連する技術だが、イーサリアム2.0のハードウェアは計算集約的プロセスとは異なる技術だ。

 その代わりに、これらのASICデバイスは、VDF(検証可能な遅延機能)として知られる比較的低コストの動作を用いる。これにより、イーサリアムのPoSシステムにいるマイナー(採掘者)を変えようとしているバリデーター(検証者)をシャッフルすることができる様になる。この考え方は、一個人や一組織が力を持ちすぎてシステムオペレーションを制御することを妨げる、というものだ。

 結局、ドレイク氏によれば、このプロジェクトは2000万から3000万ドルのコストがかかる。内訳は、研究開発費に1500万から2500万ドル、そして5000台のマシン製造に500万ドルと試算されている。

 また、イーサリアム財団とFilecoin(2億5000万ドル以上を17年のICOで調達した)は、研究開発費を50%ずつ折半する。ただし、ドレイク氏は他のBCプロジェクトに対しても門戸を閉じていないため、結果的には2社の資金負担は減額される可能性がある。

 今後の動きに対して、ドレイク氏はポジティブであり、オープンソース形式でこの計画を実行していく見込みだ。

 ドレイク氏は「これまではオープンソースのASICはなかったため、とてもエキサイティングだ」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/ethereum-foundation-filecoin-back-plan-to-make-proof-of-stake-hardware/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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