香港当局、仮想資産を規制対象に

82794562_s.jpg 香港の証券先物委員会(SFC)は投資家保護のために、仮想資産を規制対象にすると報告した。

1日発行の報告書によれば、香港に拠点を置く投資ファンドでポートフォリオの10%以上を、直接、または仲介機関などを通して間接的に、「バーチャル資産」に投資している企業はライセンスの取得と登録を義務付けられるようになるという。

SFCは「バーチャル資産」について、「デジタルトークン(デジタル通貨、ユーティリティトークン、セキュリティトークン、アセット・バックトトークンなど)、その他同様の性質を持つバーチャル資産を指す」とした。

このルールはファンドの持つ仮想資産がSFOと呼ばれる証券取引に関する法律の中で、有価証券や先物取引とみなされているかのいかんに関わらず適用される、と同機関は述べている。

ニュースリリースの中でSFCのチーフ・エグゼクティブ・オフィサーのアシュリー・アルダー氏は次のように述べている。

「本日公表された規制によって我々は様々な方法でバーチャル資産の管理と分配を行うことが出来る。これにより、資産管理や分配のレベル、またはその両方で投資家たちの利益は守られることになるだろう。」

香港を拠点とする投資会社ケネティック・キャピタルのマネージング・ディレクターであるジェハン・チュー氏は、SFCが同産業を援助し、フィードバックなどを施した後に行動を起こすと述べている。

 「デジタル資産の管理や、ファンドの利益分配、そしてトレードのプラットフォームなどに関して明確なガイダンスを与えるためにSFCが具体的な方策を取り、彼らが仮想通貨産業の発展とブロックチェーンによってつくられる生態系を安全かつ持続的にサポートしようとする意志を見ることができ、とてもうれしく思う」と同氏は発言している。

 またSFCは、同市における仮想通貨取引を希望すれば新たなサンドボックスプログラム(セキュリティシステム)のもと行うことを許可する計画を立てており、将来的に取引のためにライセンス取得を義務付けるかどうかの決定をするつもりだ。

 慎重な判断のもと興味と資格を持った企業をサンドボックスの中に置き、仮想通貨取引の操作の観察を行うとSFCは述べた。

 「考察すべき要素としては、計画されているコンセプトの十分性やその効果、規約と条件との共存性、投資家の利益、そして現地の市場と国際的な規制発展である」と同報告書で記されている。

 現在、報告書によれば、香港での仮想通貨取引にライセンスは必要ない。もしライセンスが授与されれば、内部管理が適切に行われているか、また投資家の利益が守られているかなどの点を確認するために頻繁な報告と監視の対象になるだろう。

 アルダー氏は「我々は新たなテクノロジーの責任ある使用を推進していく。そして投資家がより多くの選択肢を持ち、より良い成果を上げられるようにサポートする」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/hong-kongs-securities-watchdog-to-regulate-crypto-funds/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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