香港証取、BC試験にデジタル・アセットを指名

90252320_s.jpg  HKEX(香港証券取引所)が、取引後処理用のBC(ブロックチェーン)プラットフォーム開発について、分散台帳系新興企業のデジタル・アセットと提携した。

 HKEXの担当者はコインデスクに対し、両社はHKEXのノースバウンド・ストックコネクト・プログラム向けのBCプラットフォーム開発を検討していると語った。

 今回のニュースに先立ちHKEXは3月に、ASX(オーストラリア証券取引所)に倣って決済取引をBCベースのプラットフォーム上に載せるつもりだと発表していた。注目すべきことに、時代遅れになったASXの清算システム「CHESS」を21年までに刷新する計画でも、デジタル・アセットはプラットフォーム開発を担っている。

 14年に導入されたノースバウンド・ストックコネクトによって、海外と中国本土の投資家はそれぞれの側の取引・清算機関を通じて、互いの市場の証券を売買できるようになった。

 現在このシステムを通じて取引を行う投資家は、中国本土の取引における決済期間の厳しさによる制約を受けている。取引と決済を行えるのはわずか4時間で、地域間でのタイムゾーンの違いが取引後処理をさらに複雑にしている。

 HKEXは、この問題の解決を目指し、既にデジタル・アセットと共に実働するプロトタイプを完成させていると述べた。このプロトタイプでは、市場参加者があらかじめ清算の流れを指定可能なため、タイムゾーンの違いを克服できる。

 さらにこの試験システムでは、資産管理者、仲買人、カストディアン、香港中央結算有限公司(HKEXの証券清算機関)の間で取引後のステータスをリアルタイムで同期できる。

 HKEXは、プラットフォーム開発の次の段階では、より広範な市場参加者に関与してもらう計画だと述べた。

 シンガポールやインドを含む複数の証券取引所が、清算や決済、その他の手続きを改善する手段としてBCに着目している。

 25日にはドイツの中央銀行とフランクフルト証券取引所を所有するドイツ取引所が、証券決済におけるBC技術の可能性を調査する試験を完了している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/hong-kong-stock-exchange-taps-digital-asset-for-post-trade-blockchain-trial/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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